【国産初のジェット機」お目見え】 | 【かほり放送局】


三菱



「人気は上々」-パリ航空ショーお披露目
 【ルブルジェ(パリ郊外)18日時事】フランス・パリ郊外のルブルジェ空港で18日開幕した第47回パリ国際航空ショーで、三菱重工業が商業化を検討している国産初のジェット旅客機「MRJ(三菱リージョナルジェット)」の機体のモックアップ(実物大模型)が初公開された。
 日本が本格的に航空市場に参入する動きとして注目される中、世界各国の航空関係者が視察に訪れた。三菱重工によれば「人気は上々」。同社は2008年春までに事業化の是非を決める。 
MRJは「環境適応型の高性能小型機」プロジェクトとして経済産業省の助成を受け、2012年の就航を目指す。機体は2種類あり、70~80人乗りが全長32.8メートル、86~96人乗りが35.8メートル。どちらも翼の長さは30.9メートルで、高さは10.0メートル。
 客室内は通路を挟んで左右2席ずつ。モックアップに「試乗」したところ、座席の間隔が比較的広く、小型機にしては天井も高い印象だ。
 日本が本格的に航空市場に参入する動きとして注目