今日は、少し気持ちが悪く、胸がムカムカしてますあせる
なにかしら、毎日体調不調がありますが、あまりひどくなければ慣れましたかお


今日は、がんが見つかる少し前から転移までのことを書きたいと思います。

2010年の3月に大腸がん検査(カメラ)で直腸に7センチのがんが見つかりました。
検査はすぐに終わりました。
7センチの腫瘍が邪魔でそれ以上カメラが先に進めないからです。

大腸がん検査を受けるきっかけは、血便が続いていたからです。
私は、昔から便秘ぎみでしたが、気付くと下痢まではいかないまでも軟便になっていました。
血便があっても、痛くも痒くもないし、きっと痔だろうと思ってました。
ある日、便器の中が、真っ赤に染まっていることがあって、近くの肛門科を受診して、検査をすることになったわけです。


そこから大きながん専門の病院を紹介され、一カ月後に開腹手術をしました。

リンパ節転移もしており、それもとりました。
直腸ということもあり、人工肛門の可能性もあるかも、と言うことでしたが幸いならずに済みました。

それから、約4カ月後の手術後初のCT検査で両肺に合わせて3か所のガンが転移していることが分かり、同年8月に転移性肺がんとなりました。

肺の手術は私の場合、リスクが高く切除してもその後の生活がかなり困難になることを説明されて断念しました。

そして、抗がん剤を進められました。

私の場合は抗がん剤をしても、余命3年は厳しく、抗がん剤をしなかったら、もっと短いとのことでした。

抗がん剤について副作用のこともいろいろ聞き、わたしの場合はエンドレスの抗がん剤使用で延命治療となるわけです。


そこで私は初めて、『嫌だ』という感情がおこりました。

今までの手術にしても、治療についてはドクターから言われたことがすべてで、なんの迷いもなくドクターの言うとおりしてきました。

ここにきて初めて、治療について自分の感情がでてきのです。

『抗がん剤はしたくない、嫌だ』

抗がん剤する、しないは、家族の間でかなり問題になり、かなり揉めましたが、どうにか私の気持ちを分かってもらい、しないということになり、今に至っています。

治療をしないわけですから、自分から緩和医療科に移りたい旨を話し、科をかえてもらいました。


今、無治療ですが、手術をしたことを後悔してはいません。

腫瘍7センチでカメラも普通の便も通らないし、ドクターにまかせて良かったと思っています。

そして、自分で選んだ抗がん剤をしないという選択も後悔していません。

本当にみんなが心配してくれて、いろんな人に説得されましたが、私はどうしてもしたくなかった。

抗がん剤治療を否定しているわけではなく、私が納得できなかったからやらなかっただけのこと。

そんなこんなで今に至ります。




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