ともやの映画万歳! -36ページ目

バリスティック【スコア盤】

アントニア・バンデラスとルーシー・リューが主演するバイオレンス・アクション映画「バリスティック」(原題:BALLISTIC ECKS VS.SEVER)。音楽を担当するのは「マトリックス」シリーズなどでもお馴染みのドン・デイヴィス
全編を通してアッパー系の格好良いデジタルサウンドばかり。
本当にお気に入りのスコアばかりなのだが、その中でも特にお気に入りは、1曲目の『MAIN TITLE』、4曲目の『ECKS REMEMBERS』、9曲目の『BAD FEELING』、10曲目の『SEVER SHOOTS MARTIN』、20曲目の『ECKS ATTACKS』、21曲目の『THE SILO FIGHT』
女性のコーラスが絡んだシンセビートとロックのリズム。ドン・デイヴィスっぽくて大好きです。

【ともや的使用例:ノリで原稿を一気に書き上げたい時に聴け!】

ターザン

これまたディズニーの名作アニメ「ターザン」(原題:TARZAN)。音楽を担当しているのはマーク・マンシーナ。主題歌をフィル・コリンズが唄っている。
力強いリズムと共に唄われる1曲目の『TWO WORLDS』、3曲目の『SON OF MAN』、5曲目の『STRANGER LIKE ME』。ほとんどフィル・コリンズの最新アルバムといってもいいかもしれない。
ジェネシスのサウンドで育った世代には間違いなくお薦めな1枚。

【ともや的使用例:のんびりと風呂に入るときに聴け!】

美女と野獣

このところマニアックなサントラばかり取り上げていたので、わりとベタなCDの紹介です。
ディズニーの名作アニメ「美女と野獣」(原題:BEAUTY AND THE BEAST)
1曲目から9曲目までは劇中の台詞も含めたシーン音楽。10曲目から14曲目はスコア。そして15曲目には結婚式の披露宴で定番の『BEAUTY AND THE BEAST』(Celine Dion & Peabo Bryson)が収録されている。

【ともや的使用例:恋人同士の甘い時間を過ごす時に聴け!】

ミミックIII

(原題:MIMIC SENTINEL)
【2003年・アメリカ】DVDで鑑賞(ともや評価:★★★★☆)


人間が遺伝子操作によって作りだした新生物【ユダの血統】を題材にしたモンスター・ムービーの第3弾。

物語の舞台は近未来。主人公のマーヴィン(カール・ギアリー)は、ストリックラー病(この病気に関しては「1」を観るべし)にかかった24歳の青年。部屋から外出できないマーヴィンは、カメラで窓から見える人たちを写真に撮ることを趣味にしていた。そしてその窓から見える部屋に住んでいるカーメン(レベッカ・メイデル)に淡い恋心を抱いていた。そして、マーヴィンは妹のロージー(アレクシス・ジーナ)を通じてカーメンと親しくなる。ある日、ロージーがマーヴィンのカメラ越しに知り合いが殺されるのを目撃するが、警察は真面目に取り合ってはくれなかった、そして付近をうろつく怪しいゴミ男(ランス・ヘンリクセン)を尾行していたロージーとカーメンは、【ユダの血統】に襲われる…。

普通続編というと数をハンパでなく増やしてみたり、クリーチャーをめちゃめちゃパワーアップさせたり、スケールをとにかくでかくって感じになるのだが、今作はヒッチコックの「裏窓」のような設定を持ち込み、サスペンス色を強めた娯楽作品に仕上げている。
低予算ながらも面白さは「2」よりも確実に上です!
監督は新人のJ.T.ペティ。非常に面白いカメラワーク(構図・アングル)をする。次回作が楽しみな逸材。
前作で人間に擬態する事を覚え、進化しつづけるモンスター【ユダの血統】(まぁぶっちゃけちゃうと巨大なゴキブリなんだけどね)。更なる続編が楽しみなシリーズである。
見所は妹役のアレクシス・ジーナとクセのある役所を演じさせたら天下一品のランス・ヘンリクセン。

クローサー【スコア盤+唄入り】

台湾のスー・チー、香港のカレン・モク、中国のヴィッキー・チャオ。アジアの美女が共演したクライム・アクション映画「クローサー」(原題:夕陽天使/so close)のサウンド・トラック。15曲のスコアと7曲の唄が収録されている。音楽を担当しているのはサム・カオでいいのかな?(なんせ輸入盤なので、ライナーを見てもチンプンカンプンでちょっと自信がありません)
どことなく「ゼイラム」を思わせる2曲目の『UNDER ATTACK』、4曲目の『ASSASSIN』、20曲目の『HAND IN HAND』など、割とお気に入りのデジロックが収録されている。
劇中ではCorrinne Mayの『CLOSE TO YOU』(カーペンターズの名曲中の名曲)が効果的に使われているのだが、このアルバムには収録されていない。その代わりにカレン・モクが唄う変なバージョンの『CLOSE TO YOU』が19曲目に収録されている。
他にも『YOU』(英語)『誰是我的』(広東語)『●給我多少時間』(中国語)、『YOU'RE ON THE RUN』(英語)『I WILL BE FINE』(広東語)『I WILL BE FINE』(中国語)の2曲が3バージョンづつ収録されてる。

【ともや的使用例:ゆりかもめに乗りながら聴け!】

デッドマン【スコア盤】

1995年にジョニー・デップ主演で公開されたウエスタン映画「デッドマン」(原題:DEAD MAN)スコア盤。スコア盤と言うよりは、音楽を担当したニール・ヤングのエレキ演奏CD。
全13曲収録されている。
完成した映画に合わせて、ニール・ヤングがエレキギター1本でライブ録音したという逸品。
サントラには劇中の効果音や台詞、ジョニー・デップの詩の朗読などが収録されている。
曲にタイトルは付けられていないんだけど、全編に渡って気だるいというか、荒涼した雰囲気というか、めちゃめちゃ格好良いサウンドだらけ。
大人な1枚。

【ともや的使用例:人が寝静まった真夜中に酒を呑みながら聴け!】




タイトル: デッドマン(サントラ/輸入盤)



タイトル: デッドマン(DVD)

ふたりはお年ごろ【コンピ盤】

ふたごの姉妹であるメアリー=ケイト・オルセンアシュレー・オルセンが主演の海外TVドラマ「ふたりはお年ごろ」(原題:so little time」のサウンド・トラック。
お気に入りはもちろんオープニング曲でもある『SO LITTLE TIME』(Arkana)。もの凄い不思議でポップな旋律。
他にも6曲目の『STUCK LIKE GLUE』(Ritalin)、12曲目の『PANK ROCK SHOW』(The Weekend)などもご機嫌なポップス(ポップスってひょっとして死語?)。

【ともや的使用例:日曜日の晴れた午後に公園で聴け!】

STARSKY & HUTCH【コンピ盤】



1974年に放映された海外TVドラマ「刑事スタスキー&ハッチ」(原題:STARSKY AND HUTCH)ベン・スティラーオーウェン・ウィルソン主演で映画化したリメイク作品。アメリカではすでに公開済みだが、日本で公開するのかはまだ微妙なところ。
映画の舞台も70年代のままなので、1曲目の『OLD DAYS』(Chicago)、5曲目の『USE ME』(Bill Withers)、7曲目の『DANCING MACHINE』(Jackson 5)、8曲目の『THE WEIGHT』(The Band)、9曲目の『THAT'S THE WAY I LIKE IT』(KC & The Sunshine Band)など、サントラの中身も60-70年代サウンド全開です。
TV版でデヴィッド・ソウルが唄っていた『DON'T GIVE UP ON US(やすらぎの季節)』を、オーウェン・ウィルソンがカバー(10曲目)しているのは嬉しいんだけど、オーウェン唄下手過ぎです(笑)。

【ともや的使用例:仲間内で盛り上がるパーティで聴け!】

パニッシャー

(原題:THE PUNISHER)
【2004年・アメリカ】試写会で鑑賞(ともや評価:★★★☆☆)


1989年にドルフ・ラングレン主演で映画化されたアメコミ作品。
今回で2回目の映像化となる。

主人公のフランク・キャッスル(トム・ジェーン)は、密輸組織摘発のために潜入捜査を行うFBI捜査官。ある日、取引現場で銃撃戦が勃発。そこで裏社会をも取り仕切る資産家ハワード・セイント(ジョン・トラボルタ)の息子ボビー(ジェームズ・カルビネロ)がFBIの銃弾によって死亡してしまう。セイントは息子の死を招いたフランクへの復讐として、フランクと家族全員の抹殺を指示。任務を終えて休暇を楽しむフランクの目前で、父フランク・キャッスルSr.(ロイ・シャイダー)妻マリア(サマンサ・マシス)と息子が虐殺されてしまう。法の下ではセイントを裁けないと知ったフランクは、本名や過去のいっさいを捨て、闇の私刑執行人パニッシャーとしてセイントに制裁を開始する…。

アメコミらしいコミカルな部分(「デスペラード」のエル・マリアッチのようなギターを持った殺し屋や屈強過ぎる肉体を持ったロシアの殺し屋など)があるかと思えば、えげつない残虐シーンもあり、その辺のバランスが今ひとつといった感じ。
そんなに悪い作品ではないが、一番ダメダメだったのは、ジョン・トラボルタが活かしきれていない点。
今回悪玉のボスを演じるというので、「フェイス/オフ」や「ソードフィッシュ」、「バトル・フィールド・アース」のようなぶっ飛んだキャラを期待していたのに、まったく普通なんだもん。
せっかくのトラボルタがもったいないもったいない…。
そしてロイ・シャイダーがあんなに老けてたなんて…。時代の経過って残酷です。
おとぼけキャラ3人組のジョアンを演じたレベッカ・ローミンが次回も出てくるかが楽しみです。
…あっ、何かこれ、もう続編製作が決定してるみたいです。
見所は2人の殺し屋と闘うコミカルバトルシーン。
監督はジョナサン・ヘンズリー。




タイトル: パニッシャー(DVD)



タイトル: パニッシャー(サントラ/スコア/輸入盤)



タイトル: パニッシャー(サントラ/コンピ/輸入盤)



タイトル: パニッシャー(サントラ/コンピ/国内盤)

アンダーワールド【コンピ盤】

ケイト・ベッキンセール主演。吸血鬼と狼人間との宿命の闘いを描いた「アンダーワールド」(原題:UNDERWORLD)コンピレーション盤
ハード・ロック? デス・メタル? シュラッシュ・メタル?
ジャンルはよく判りませんが退廃的でノリノリの曲がいっぱい収録されています。
ノリノリでお気に入りは、1曲目の『AWAKENING』(The Damning Well)、11曲目の『BABY'S FIRST COFFIN』(Dillinger Escape Plan)、17曲目の『DEATH DEALER'S DESCENT』(Renholder)。
しっとりとしたスローナンバーでお気に入りなのは12曲目の『HOVER』(Trust Company)、16曲目の『FROM A SHELL』(Lisa Germano)。

【ともや的使用例:車で疾走したい時に聴け!】