毒舌=事実 | GLAMOROUS DAYS

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感謝の日々

$tomoyaのブログ

ビジネス上の過激な内容も含まれますので傷つきやすい方、ビジネスにモチベーションが低い方は読まないように・・・笑
前の記事の補足です。

毒舌というのは本当は毒でも何でもなくて
”人が認めたくない事実”もしくは
”気づいていない事実”
をストレートに言うことだと俺は思うと昨日書きましたが、

実は僕らが育って来た環境はそういったストレートな言葉のぶつけ合いでした。
オブラートなんかに包まない!はっきり相手に指摘する!
逆にストレートに褒める!
だから毒舌の人が褒める時はそれも本音でストレートってことですよ!

1は気をつかった言葉
2は本音、要するに毒舌です

本音(毒舌)を言うと「ひどい」というのは多分日本の文化ですね。お世辞だけで人付き合いが成り立っている。
だから裏で
(毒)を言うのです。

表で言うか、裏でいうかの違いです。

■「あの人がんばってるよね~」
1、そうだよね~偉いよね~
2、そうか?やり方間違ってるだけ、気づかないのがバカ

■「売り上げ目標は届かなかったけどよくやったと思うよ」
1、ここまでやってきた努力はみんな認めてくれるよ
2、え?目標いかなかったらカスでしょ、1円足りなかったらマックのハンバーガーも売ってくれないし
1分おくれたら新幹線も待ってくれない。資本主義社会で温かい心だけで物をくれる店はない、住める部屋もない。
目標を下回れば食う物も居場所もなくなっていく。

■「1番にはなれなかったけど順位上がってきてよかったね」
1、このままいけば1位も近いね!
2、1位じゃなきゃ2位も最下位も一緒、1位になったとき以外褒められる権利なし

■「今日はすごい経歴の社長に話を聞けてよかったね」
1、ほんと貴重な経験でした
2、ぜんぜんおもしろくなかった、やってきた世界が違う、外に営業に行ってお客さんの笑顔見た方が売り上げ上がったかも。

■スポーツの会見でよく聞く話「結果は負けたけど、内容は悪くはなかった」
1、ほんとハラハラする場面いっぱいあって、いいプレーしてたよ!
2、内容よかったら勝つでしょ普通、内容悪いから負けたわけでしょ

■「前と比べたらだいぶ痩せたね」
1、ほんとスマートになったね
2、いや、結局デブでしょ。

■「この店、味はいまいちだけど雰囲気いいから今度行ってみて」
1、ほんと!?じゃ今度行ってみるね!
2、ご飯屋で味いまいちって致命的でしょ、お金払っていまいちってわかってるご飯食べに行く人はいない。
絶対いくことはない、聞いといてよかった~

■会社の調子も悪化してるから自粛して最近は飲んでないんだよ
1、それもいいことだと思うよ
2、ダサい、そんなこと自慢げに人に言うなよ。

■「汗びしょびしょでがんばってるね」
1、いい顔してるよ!
2、汗臭すぎでしょ!それでお客さんのとこ行くなよ!

1は優しい言葉、2は属に言う毒舌ですが、
どっちが真実でしょうか?

僕らはビジネス上では2の方の言葉を常に掛け合い育ってきました。
これが普通でした。なんとも思いませんでした。本音としか。
だから変な駆け引きや勘ぐりがなく、
本音は何考えてんだろうな~って探りがなくすっきりした関係でした。

もちろん褒めるのも本音のストレートです!
ホントにいいときしか褒めませんが。

これ
引いたらほんとすみません、僕の考えではないのですが、笑、、あくまで友達の会社ですが、、、
友達の会社ではあまり可愛いという感じではない目立たない女子スタッフに
社長から一言・・・
お前はブスなんだからせめて下着はTバッグくらい履いて色気出してこい!って・・・
もちろんお茶しながらの笑い話ですが、、、w
初め「ひど~い」なんて傷ついてた女子スタッフも
2ヶ月後の同じ会話では
その女子スタッフの返しは、はい、じゃスケスケのTにします!ってw

確かに内面が強くなって明るくはつらつした表情に変わってた!
もちろん売り上げが上がって行ったのもいうまでもない!

きっと、お世辞で褒められていたら、未だにくすぶっていただろうなと当時思ったんだよ。

社長はその子になんとか結果を出させてやりたい!殻を破ってあげたい!って前から俺に話してた。

あの誰もが知る美人な有名モデルのOMさんもトレーナーにおまえはブスなんだからポージングは人一倍できる
ようになってブスをカバーしろ!と言われ続けてたそうです。
そのトレーナーに話を聞く機会があって「あの子なんでモデルになれたのかかわからないくらいブスでしょ~」
とその時も言ってた。
僕からしたらいつも表紙を飾ってるキレイすぎるモデルなのですが・・・

そう、2の本音、毒舌を言われてひどい!って思う人はビジネスでは勝ち上がってこれないのです。

要するに、勝てる人間か勝てない弱い人間かの見極めは、2の言葉を掛け合うことで
ふるいにかかるのです。一番分かりやすい振り落とし方です。強い人間と弱い人間の一番手っ取り早い見極め方です。残った人間がクリアです。
もちろんビジネス上での話です。

よく幹部たちで、浮かれてた奴にけちょんけちょんに貶して傷つけて、「もうあいつ明日こないだろうな・・・」
なんて言ってたら、次の日がらっと変わって現れて、
俺たちもビックリで!
そんときは思いっきり褒めました!
お前すげ~って!
こないと思ったよ!今日はじゃ焼き肉連れて行くわ!って。笑
強い仲間が一人増えたお祝い!

だから勝ち上がる人が少ないのです。

直球を受け止める精神力こそが、自分を成長させます。
褒められて延びる、おだてられて延びる、それ小学生です。くもんで算数学んでる子供と同じです。

大人は本音で延びる。いいとこも悪いとこも指摘されて延びるものです。
だから達成したとき、本音で褒められるから感動があるんです。

おだてられて、結果がでてないのに褒めてくる人は
機嫌取りの嘘つきです。
本音を言って嫌われたくないという自分を守った人です。

ガラスの心じゃダメ!
そんなの叩き割ってもらって、叩いて叩いて
堅い鉄の心にしないと!

成長するなら本音の人と組むべきです。

そして、こんな毒舌の社長や上司よりも
世の中のほうがもっと厳しいです。
世の中は毒舌なんて吐いてくれません。
力がなければ相手にもされません。


あくまでもビジネス上の話です。