2011年3月24日(木)17時43分配信 共同通信
旭電機化成が販売している「単3が単1になる電池アダプター」
品薄の単1電池の代わりに単3を使えるアダプターなど、
災害時に役立つアイデア商品の需要が強まっている。
東日本大震災を受け家庭の停電対策に活用されたり、
企業が支援物資として被災地に送る動きも出ている。
懐中電灯などに使われる単1は、
単3と比べ生産数量が少ないうえ、
地震後の買い占めで店頭の品切れが続出。
こうした中、
人気なのが旭電機化成(大阪市)の「単3が単1になる電池アダプター」(2個入り、504円)だ。
単1サイズの樹脂製アダプターの中に単3を入れると懐中電灯などで使える。
以前から販売していたが地震後に問い合わせが殺到。
三重県の工場は24時間体制で生産を急いでいる。
携帯電話などを充電できる小型の太陽電池「ソーラー充電器」も、
量販店やインターネットの通信販売で人気だ。
サイズは各社でさまざまだが、
数センチ大で携帯のストラップ代わりになる超小型もある。
太陽が出ていれば数時間で充電可能。