この夏は、母とフランス北西部を巡るツアーに参加しました。前半の山場は、世界遺産のモン・サン・ミッシェル。その写真から、すこしずつ載せていきます。
ロワールの古城や田園地帯を抜けて、ノルマンディー地方へ。バスの窓から遠くにモンサンミッシェルが見えたときは、やっぱり心おどりました。(ついに来ちゃった。)と声が漏れてたかもしれない。
まずはお決まりのオムレツ、どこで食べるのかと思ったら、島へ渡る手前の新しいレストランでした。窓外の眺めが素晴らしく、オムレツの軽さを補ってくれたような気がします。
ランチ後、いよいよ島へ。写真右手にあるのが、新築中の橋。
島内に入ると、わ、人が多い。そりゃスリも多かろう。
ツアーなので入場も予約もされているし、それほど並ぶこともなかったけど、塔の上の方までくるには、多少時間もかかりました。空は晴天、気持ちいい! 聖ミカエルの周りを、カモメが飛んでいました。
上から見た、新築中の橋(左)と既存の道路。もうすぐ完成というところ。(7月下旬です)
教会の中は思ったよりも広く、しんとしていました。
回廊と緑の中庭。アーチ横のレリーフが、ひとつひとつ違っておもしろい。
この中で、いまも数名の修道士さんが暮らしているそうです。昔はもっと多くの人がいて、百年戦争など多くの戦争も経験して…歴史の解説を聞きながら想像していたら、なんだかドッと疲れました。歴史の深いところは興味深いけど、ほんと疲れます。
帰り道。バス停で振り返ってまた写真を撮ろうとしたら、小さな騎士がいました。ナイス、少年(笑)。
ホテルに入った後、すぐ側の橋からもモンサンミッシェルがよく見えるというので、夕食前にぶらぶらと。
世界遺産もちゃちゃッと撮ったら、すぐ花に夢中になる母。
ほら、橋の向こうに、見えてるのに…。
ホテルの部屋には、夜出歩くときのために、こんなベストが用意されていました。夜道が暗く、車が通るとけっこう危ないそうです。イルミネーションも見ずに爆睡したので、残念ながら着る機会はありませんでした。
でも朝は早起き。朝もやのモンサンミッシェル! とても厳か…。遠めにぼんやりと見えるのが良い、と思いました。前日のように、頭に載せて撮るなどできませんでした…。
つづきはまた後日。