旧ボローニャ大学の解剖室
ボローニャの街の中心にある旧ボローニャ大学。
街の中心マッジョーレ広場の近くにあります。
11世紀に創立されたヨーロッパ最古の大学です。
世界初の人体解剖が行われました。
解剖室は木製で中央に白い大理石の解剖台が置かれ、それを取り囲むように聴講席が作られています。
正面には皮を剥がれた人体の木彫。
解剖は教壇の上から教授が支持を出し、助手がそれに従い解剖を行っていくという手順で進められ、夏場は死体がすぐ腐敗するため冬に行われていたそうです。
回廊の壁や天井には卒業生の家紋や組合のステンマ(紋章)が飾られています。
ステンママニアの私としては興奮する空間です!
アメリカに住んでいた時にステンマを題材にデザインして陶器を作っていました。
ステンマ、ステンマ、ステンマ!
また来たい素晴らしい空間です。