今日、神様が向かったところは…
千葉県成田市にある
『宗吾霊堂』という名の歴史ある寺。
神様は今もここに眠っている
『佐倉宗吾郎』と言う人のお参りに来たみたいだ。
一体、神様と宗吾郎にはどんな繋がりがあるのか?
宗吾郎は江戸時代前期、今から350年前の話し。
幕府の厳しい年貢の取り立てで苦しむ農民を助けた英雄と語り継がれている。
宗吾郎は苦しむ農民のために命懸けで江戸幕府・将軍に直談判した。
その将軍は第四代『徳川家綱』である。
しかし、この行為をした事により
宗吾郎、宗吾郎の妻、子供四人は処刑されてしまった。
この事から宗吾郎の墓がある所は
『宗吾霊堂』と名付けられた。
他にもこんなエピソードもある。
シドニーオリンピック金メダリストの高橋尚子だ。
当時、拠点を佐倉市に構えていた高橋は宗吾霊堂を佐倉からの折り返し地点にしていた。
宗吾霊堂まで走ってきた高橋は必ず毎回、本堂で手を合わせていたみたいだ。
そして金メダルをとった。
神様もきっと、優しくて思いやりがあり情熱的な宗吾郎が大好きなのだろう。
宗吾郎をここまで気にかける神様はひょっとしたら350年前の宗吾郎に会っていたかもしれない。