■■■■■■  万巻誤用塾・メルマガNo.14-①
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■■■■  IT時代必須の文章力漢字力
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 誤読・誤用は恥ずかしい…キーワードは「誤用だ!御用だ♪」
 面白くオリジナリティゆたかに、イマを生きる話題性も添えて…。


◆数字特集は「百」でいったん打ち止め(^_^;)。


◆今週は「美人特集」。


◆やさしいと思えば、難問・奇問もあります(編集後記↓)。


◆ノー辞書・ノーGoogleでチャレンジしてみてください。


●解説ページは下記にあります。
「お気に入り」・ブックマークされている方は変更してください。

http://kanjiya.blog116.fc2.com/


■1■次の「★」に入る漢字は(すべて美人のこと)。

A.★人:読み[カジン] 家人は嫁さんの通称。かじん薄命とも言いますが。


B.★人:読み[レイジン] 男装のれいじんは「♪お~タカラヅカ…」。  


C.★城:読み[ケイセイ] けいこくの美女とも言う。城も国もかしぐ。 


D.別★:読み[ベッピン] 古い古い歌に♪こんなベッピン見たことないッてのが。  


E.★魁:読み[おいらん] 美女でないとお客がつかぬ?


■2■次の「★」に入る漢字は(B.以外は同じく美人関連)。


A.★美人:読み[グビジン] 劉邦に敗れた項羽の寵妃。漱石の名作は『グビジン草』。


B.美人★:読み[つつもたせ] こわいオニイサンが出てきて、すごむ。


C.富士★:読み[ふじびたい] これも美人の形容。


D.柳★を逆立てる:読み[リュウビをさかだてる] 怒った美人にしか使わない。


E.小★の切れ上がった美人:読み[こまたのきれあがった] こまたってどこ?


■3■次の「★」に漢字を一字入れて成語を完成してください。

A.大和★子:読み[やまと・なでしこ] むかしはいたんでしょうけど。


B.明★皓歯:読み[メイボウ・コウシ] 美人形容の定番ですね。


C.蟇目★鼻:読み[ひきめ・かぎばな] 平安時代には細い目と丸い鼻が美人の条件だった?


D.沈魚落★:読み[チンギョ・ラクガン] 魚も水に沈み、雁も空から落ちるというほどの美人。


E.★語の花:読み[カイゴのはな] 玄宗が寵妃楊貴妃をさして「言葉を解する花」と言ったという。


〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 正解 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

■1■美人のいろんな形容とお仕事(E.は難問)。

A.人:[カジン] かつては「佳」は「カ」または「よし」としか読まなかったらしい。


  最近は桑田佑とか小椋とか「ケイ」と読む人が輩出して「ケイ」とも読む。
  
B.以下は№2で


解説ページで詳しく書いています。

http://kanjiya.blog116.fc2.com/


【発行者】神谷 雄高(かみや ゆうこう)

日本語教育研究所(第16期)客員研究員
日本漢字能力検定準一級(H12)認定


〔表記ルール〕
・読み方は音読みはカタカナ、訓読みはひらがなで、基本的には丸谷才一『文章讀本』巻末の表記法に準じます。(ただし漢字からの送りは新仮名づかい)
・出典は出来るかぎり明記しますが、「慣用」使用などの場合は岩波『広辞苑4版』旺文社『古語辞典8版』角川『

新辞源〈改〉』に準じます。


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