事実をしる | 【福岡】あがり症・緊張しぃの為のスピーチ練習会「きんスピ」

【福岡】あがり症・緊張しぃの為のスピーチ練習会「きんスピ」


福岡の「あがり症,人見知り,コミュ障,不安障害」の人が集まり

一緒にスピーチの練習をする会です。



稗田・・・元あがり症で、山田君の先輩     

山田くん・・・あがり症に悩む新入社員





稗田

「山田くん。この作業、間違ってるよ?」




山田くん

「あ、すみません!すぐやり直します。」





稗田

「たぶん、これとこれを勘違いしてるから起きたんだと思う。

    確認しなおしといて。」



山田くん

「了解です!」




稗田

「あ、勘違いで思い出した。

君、別のことも勘違いしてるから、確認し直しとく必要があるね。」




山田くん

「別のこと?何のことですか?」




稗田

「君がすべきっていうか、君の脳がすべきっていった方がわかりやすいかな。

ほら、前に
いつもは気にならないことが気になる理由

の話
で、周囲に敏感になってるって話したよね?」





山田くん「はい、しました。周りが敵にみえてるって話ですよね。」





稗田「でも、実際は敵じゃない。」





山田くん「そうですね。」





稗田

「適度な緊張は必要なんだ。

それによって事前の準備をやるからね。

これが緊張のメリット。

でも過度の緊張は、不必要なんだ。

余分にエネルギーを使いすぎる。

自分がやる事に見合った準備の量

ができなくなるんだ。」





山田くん

「確かに。議事録の提出をそっちのけで、

朝礼の練習ばっかりしてました。」




稗田

「だから、緊張の度合いと今からやる作業の危険度

を合わせる必要がある。

その方法を僕は、『事実をしる』と呼んでいるんだ。」





山田くん

「事実をしる。ですか?」






稗田

「そう。事実。事実とは、ここでいうなら”作業の実際の危険度の事”。

そうすると、落ち着くんだ。

スピーチなら、それで失敗してどうなるか?

話を聞いている人たちは本当に僕の事を変だと思っているか?

僕が緊張している人を見た時、そんなに変だと思ってるかな?

という感じでみていく。」





山田くん

「なるほど。人の話がわからない場合はどうですか?」





稗田

「その場合は、

目の前で説明してる人を見て、


“この人の本当の目的は思っている事を僕にわかってもらうことだ。

しかしさっきからノンストップでしゃべり続けている。

つまり、

目的が、『自分がはなす事』に変わっている。

そしてわからない僕を責めている。

 
あれ?でも

緊張して、理解力がおちてしまってる僕。

目的を見失ってしまってる相手。


なんだ☆ 二人とも伸ばすべき部分があるじゃん~”

    
こんな感じで実際、なにが起こってるかをみていく。」





山田くん

「2人とも伸ばすべき部分がある。いいですね~」


        


稗田

「そうそう。そう思い込むっていうか、事実そうなんだよね。

事実を発見するっていうのは、思い込むより強いし、

楽に自分を変えられる。

てっとり早くて便利な僕のおきにいりのメソッドなんだ。」





山田くん

「いいですね!試してみます!」






稗田

「ちなみに注意点。

事実をしっても、感情がついてこない時がある。

しっくりこないって感じ。

ちょうど、ママという呼び方をお母さんに変えた時の違和感ににてる。

男の子女の子から、男子女子に変えた時とか。」





山田くん

「あります。あります。あれですよね?

大学入ってから急にかっこつけだして、ズボンをパンツ↑と言い出した時とか。

あれ、本人は違和感発生してませんよ風ににいってるけど、
   
絶対最初は感じてますよね~






稗田

「ははは笑 そうそう。 環境変わるのきっかけに頑張る子、大好きだよ♪

で、そういう違和感が発生しても、

毎日口にだしたり、紙に書いたりしてると

自然となくなってくから。

そうなってやっと完成って感じかな。

頭だけでじゃなくて、感情くんも納得してくれたんだね。

って感じ。」





山田くん

「わかりました!やってみます。」






●まとめ



まず、事実をしる。

次にそれをしっくりこさせる。