検査結果。 | tomotomoのブログ

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頸部郭清手術後、初めてとなる
CT(造影剤)検査を受けてきました。


検査結果の前に。。。


これまでの治療経過を。。。



2013年

9月17日   耳鼻科受診。
(首の腫れにより)

9月18日   くるめ大学病院にて検査。
(結果…  分からず)
9月19日   同病院にて検査2日目。
(精巣腫瘍発覚)

9月20日   右精巣摘出。
(原発)


10月1日~12月26日  くるめ大学
(化学療法・BEP療法4コース

*腫瘍マーカーAFP.HCG陰性


2014年

1月7日  CT造影剤検査。
(腫瘍拡大発覚)
グローイングテラトーマとの事。


1月末  くるめ➡️京都へ。
(しかし、治療不可)


3月18日  縦隔部手術。
(順天堂)

*腫瘍マーカー上昇。
(数値不明。100~200くらい)

7月7日~10月7日   京都府立。
(化学療法・TIN療法4コース

*腫瘍マーカーAFP.HCG陰性


11月10日   腹部リンパ節郭清術。
(京都府立)

2015年

10月8日   頸部郭清術。
(ガン研有明)

簡単ではありますが、これまでの
治療経過はこのような感じです。


原発部の右精巣(泌尿器科)

腹部(泌尿器科)

縦隔(呼吸器外科)

頸部(頭頸科・耳鼻科)


原発の右精巣からの
各リンパ節転移。


お腹から首まで、リンパ節への転移があり
これまで大きな手術を3度行いました。


一度は…

いや、4回ほど治療不可との事で
治療を断られましたが>_<

何とか目標であった、一通りの
手術を受けることが出来ました。


これまで命を繋いでくれた先生方に
本当に心より感謝しております。




今回の頸部郭清術を受けるまでに
約1年くらいの期間が必要でした。


色んな理由があります。


化学療法中だったこと!


腹部から手術するべきか!

頸部から手術するべきか!


また、縦隔残存している腫瘍は?


本当に色々な問題が多すぎて…

治療の合間に何度も何度も病院受診
させてもらい一番良い治療を主治医の
先生と検討してきました。


一番の問題は…

腫瘍の拡大。
各部分の腫瘍が時間と共に拡大してくる。

手術にしても、化学療法にしても
全て同時に治療できるはずもなく、、、
それぞれ時間を要する。

これはあくまで結果論ですが…

本当に主治医の先生を中心に
各病院の先生方に良い判断をして
頂けたかなと思っています。


さて、本題です!!

このブログを見て頂いてる中に
2~3人でも覚えてくれてると
嬉しいのですが…(笑)


ずっと言われてきた事。

それは、頸部手術縦隔手術
同時に行うこと。


わかりやすく言うと…

頭頸科(耳鼻科)の先生と
呼吸器外科の先生とで
合同による同時手術。


これを話すと長くなるので…

結論だけ言わせてもらうと…


受診した全ての病院から

「NO」!!

やはりそう上手くはいかず…



結局、バラバラに分けての手術で
話しはまとまりました。

まとまったと言うよりは、
これ以上探しても無理だと判断し
諦めたに近いんですけどね>_<




しかし!!!!


ここからが長く険しい道でした。



それは、こう言う事です!


頭頸科としては、鎖骨より上の腫瘍を
確実に取りに行く方が良いのでは?
胸部分に関しては、専門の呼吸器外科の
先生に任せた方がいい。


呼吸器外科としては、鎖骨より下の
腫瘍に関してもリスクは高いが、
頭頸科に取れる所まで取ってほしい。


通常、鎖骨付近が境目のようで

鎖骨より上を頭頸科(耳鼻科)範囲。

鎖骨より下を呼吸器外科範囲。


自分の場合、首元から胸にかけて
縦に大きく分けて3つの腫瘍があり

これは、実際には繋がってはない
バラバラの腫瘍のようですが、
3つ固まって繋がっている
ようにしてある腫瘍。


この腫瘍摘出が難しい理由。


前回の縦隔手術にて、
胸の真ん中から縦に大きく開き
観音開きと言うようですが、

その際、胸骨(きょうこつ)という
部分の骨を切り胸を開けています。


再びこの胸骨を切り胸を開けるには
現実的ではなく、おそらくはもう
開けれないと思っています。



呼吸器外科の先生から言われた事は
背中から開けるしかないとの事を
言われましたが…


この3段になっている腫瘍に対して
道具が届かない。


だから、腫瘍を摘出するのは非常に
難しいとの答えでした。



頭頸科による手術にて上から
取りに行くしかない。


さらには、もしも首から(頭頸科)
取りに行っても、残った部分が悪ければ
この後の手術はもうしない。


そう言われていました。


この事が意味することは…

これまでにも何度も何度も
言われてきたことだから。

結局は、取れない場所がある以上
それ以外の場所の腫瘍を取っても…

ってことですよね。

それは、散々これまでに言われて
きたことなので、すぐに理解しました。


だからこそ、頭頸科の先生の元へ
何度も何度も伺いお願いしました。


頭頸科の先生から言わせれば、
基本的には範囲外!!

そんなにキッパリとは
言われてませんよ(笑)


本当にギリギリまで話し合い、
一度は決まっていた7月の手術も
延期して頂きました。


その結果…

3つある腫瘍、上から(鎖骨付近)

1段目は取りに行ってみる。

2段目は行けそうなら行くが…
おそらく無理だろう。

3段目は…
道具が届かないから無理だろう。


ってことで、先生から行けそうと
判断した場合のみ取りに行ってみる。

その事を聞いた上で、自分も納得して
行けるところまでお願いします。

そうお答えさせて頂き手術に
踏み切りました。



非常に長くなりましたが…

検査結果です。


みなさんまだ読んで頂けてますか?
(笑)


長くなり、すみません。



今回の頭頸科での手術。


右頸部、左頸部それぞれ9㎝程の腫瘍

全て取れました(≧∇≦)

1年前くらいの検査では
両側の頸部腫瘍は5~6㎝くらい
だったんで、やっぱ徐々に大きく
なっていたんだなぁ~>_<


*摘出した腫瘍、写真ありますので
    ご希望の方は送ります(^_^)

   そんな写真…
   って思うかもですが!!
   個人の意見としては写真を見て
   何かを感じ、自分の身体をより
   大切にして頂ければなと!!(^_^)


本当であれば頭頸科はここまで!!


でも今回、先生が鎖骨下まで
取りに行ってくれた結果…


肺尖(はいせん)

肺の上部にある肺尖部に2~3㎝程の
腫瘍。

無事摘出してもらいました!!

サイズ的には一番小さかったようですが、
一番難しく、かなり苦戦したようです…

本当にありがとうございます(涙)



そして…


問題の腫瘍。


本当に先生に頑張って頂き、

1段目、無事摘出。

2段目も無事摘出。


3段目はやはり道具が届かないとの事で
取りに行けなかったようですが!!


予想以上の結果に本当に驚き



本当に感謝・感謝・感謝です!!



という事で、頸部郭清術の結果は
本当に大満足の結果となりました。


今のこの状況下の中ではこれ以上の
結果は本当に考えられなかったので
本当に良かった。


長くなりましたが、
最後まで読んで頂き
ありがとうございます。


また、ご報告が遅れご心配を
おかけ致しました。


まだまだ僕の戦いは終わっておらず
次なる治療に向けて進まなければ
なりません。


希望を持ち、進んで行けるよう
もう少し皆さんに背中を押して
頂ければ幸いです。



また一つでも良い報告が
できる事を信じ、これからも
自分らしく生きていきます。