釜山☆加徳島①ウェヤンポマウル 行き方編

先月の大邱旅（4/10～12）の後、13日は全州で一泊。
その後14～16日は釜山を旅してまいりました。


実は当初釜山観光を全く予定していませんでしたが、色々検索しているうちにどうしても観光がしたくなり急遽エアの帰国日を変更。
変更手数料などを払うと、せっかく手に入れた格安チケットの意味が全く無くなくなるという結果（笑）になってしまいましたがそれでも行きたいと思わせた場所の一つがここ、가덕도（加徳島•カドクド）の외양포 마을（ウェヤンポ村）でした。

ちなみに加徳島は巨済（コジェ）手前の赤い四角で囲んだところです。

※韓国観光公社サイトから地図をお借りしました。

もともと加徳島灯台について色々調べていく過程でコチラのHPを見つけ、そこで100年前のまま手つかずで残っている砲陣地や民家の写真を見て何故だかわかりませんが強く惹かれたのでした。


そもそも加徳島・ウェヤンポ村がどういう所かといいますと。
日露戦争時、日本軍がロシア艦隊の鎮海（チネ）湾侵入を防ぐため、日本軍第4師団隷下の鎮海湾要塞司令部・駐屯地となったところなんだそうです。
現在住民の方々がいらっしゃるもののその土地や建物は軍の所有で、新築や増改築の許可が難しく結果昔のままの姿を残しているとの事。
（コチラのブログ記事を参考にさせて頂きましたm(_ _ )m）

朝8時過ぎにホテルを出発し、向かうは地下鉄1号線 下端（ハダン）駅。

3番又は5番出口の階段を上がると道路の真ん中にバス停が見えます。

ここから市内58番バスに乗り、上記HPに載っているアクセスの通り釜山新港湾（부산신항만）という停留所で下車。所要時間約50分程でした。

降りたバス停から次はマウルバスに乗り換えるのですが、待てど暮らせど来ない。

あまり車も通らないだだっ広～い道路で1人ポツーン…

と、向こうから急行1009番バスというのがやって来て停車し運転手さんが

運「どこ行くの？」

私「マウルバスでウェヤンポに行きたいんですが」

運「ウェヤンポ…？どこソレ？でもマウルバスやったらこの先のソンチャン行った方がええで。お金要らんから乗りや～」

※こんな風に聞こえた、というあくまでも私の印象^^;

えぇ～??と思いながらも、ちゃっかりお言葉に甘えさせて頂きました。

ソンチャン（선창）とは58番バスの終点でして釜山新港湾の三つ先の停留所でした。

ソンチャン停留所にあった加徳島の観光マップを見るとトレッキングコースがあるようで、1009番バスに乗車していたお客さんは皆さんそれが目的のようです。

この地図をシゲシゲと見ていたら、先ほどのバスの運転手さんが近づいてきて再び
運「で、どこ行きたいの？」

私「（指差しながら）この写真の砲陣地です」

すると地元の方らしきオジサンに聞いて下さりその方が「あぁウェヤンポね。タクシーで行った方が良いんじゃない？」と。

確かに。

バスだと最後はどうせ徒歩になるし、タクシーでいっか～…と思ったその時、バスがやってきたので結局マウルバスで向かうことに。

1009番バスの運転手さんがマウルバスの運転手さんに「この人、ウェヤンポマウルに行きたいんだって～」と伝えてくれ、別れ際にミカンまでくれました。

なんて良いヒトなんだ!!運転手さん!!

なのに写真撮らせていただくの忘れた・・・パボヤ～!(＞_＜)

ちなみにもともと私が58番バスを下車した釜山新港湾 停留所からマウルバスに乗っても良いとは思いますが、今回行ってみて終点ソンチャンから乗られることをお勧めします。

ソンチャンだと、万が一の腹ごしらえ用に食堂もありましたし
※お味や衛生的な保証は致しかねますがww

トイレもあります。

しかも釜山新港湾 停留所だとタクシーはおろか車も殆ど通りませんが、ソンチャンだとタクシー乗り場が一応ある。

上記HPがナゼ「釜山新港湾バス停からマウルバス」というルートを推奨したのか謎だな。
しかもマウルバスはどこの停留所で降りるのか書いてないし。

韓国語サイトに至っては更にシンプルな行き方しか書いていないという。

マウルバスは終点のテハン（대항）で降ります。

バスに乗る時に運転手さんにその旨を伝えると良いかと。
言わないと行ってくれない可能性もありそうかな～って・笑

このテハンの停留所、最近出来たのかトイレまで完備されたとても綺麗な所です。

ここから徒歩でウェヤンポマウルを目指します。

長くなったので今日はここまで。

★加徳島 ウェヤンポマウルまでの行き方

①地下鉄 1号線 下端（ハダン）駅3番又は5番出口を出たところのバス停から58番バスに乗車し、終点 ソンチャンで下車

（所要時間約1時間）

②ソンチャンでマウルバスに乗り換え 終点テハンで下車（所要時間約15分）

その後、徒歩約30分。