レガシィ2.6リッター化テスト再開その6 | TOMMYKAIRA JAPAN FACTORY BLOG

レガシィ2.6リッター化テスト再開その6

皆さん、こんばんわ~


営業マンHです。


テスト再開5の続きで「ビュレット」なるモノですが・・・

どうやら、容積を量るモノらしい・・・

どうやって使うかみてみたところを紹介します。



今回は、ピストンヘッドの形状を仕様変更したので・・・


ピストントップだして~

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オイルを注入して、クラウン部の容積を測定します~

ここでさっきの「ビュレット」が登場して中に液体を注入して

容積を測定するモノだった・・・

で・・・



次は燃焼室の容積
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満タン入りました~!!

全気筒を測定します。


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なぜ液体が漏れずに注入できるの~?


どうやらコイツがガンバっているらしい・・・( ̄^ ̄)b
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信越シリコーン・・・

液体を使って容積を量る際にフタをするアクリルプレートに塗って

使用するシール剤らしい・・・


どうやら液状ガスケットだと厚みが出来て、容積が増えてしまい正確では

なくなるし、グリスだと漏れたりして、色々試した結果これがいいらしい。

ちなみにメカニックMは液状ガスケットを使う時はスリーボンドを使っています。


で・・・


ヘッドガスケットの厚みを測定して、圧縮比を計算します。



最後にシリンダーブロックとシリンダーヘッドを合体させて、プラグ穴からも

オイルを注入して確認します。
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EJエンジンを縦にすると、2気筒みたいです・・・



こうして、メカニックMの絶え間ない測定とテストが続いて

2.6リッターは完成していくのであります。