日々研鑽だからいつも変わらず美味な蕎麦「七福」 | 宮城県富谷町の TOMIYAあったか探検隊

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こんにちは~! サル  ッ チ  です。



先日、富ヶ丘にあるお蕎麦屋さん

「七福(ななふく)」

にあったか探検してきたんです。


別な取材も兼ねていました。


暖か日差しが差し込む店内で、素敵な女将さんが迎えてくれました。


20席ほどの店内は、奥様である女将さんが切り盛りし、

厨房でご店主が忙しく蕎麦を茹でます。



七福さんは個人的にもとーーっても気に入っているお店です。


つやつやで香りもよく、ツルっとしたお蕎麦、のどごしも良くて

コシもあって、見た目もきれいです。つゆにつけなくても美味しいのです。

でも、奥深い味わいのつゆもたまりません。


そして何と言っても、

いつ行っても美味しいお蕎麦

が食べられるのです。



週末のお昼どきで混雑している時に行くことが多く、お蕎麦を

打っているご店主とお話することは一度も無かったのですが、

今回はご店主の作るお蕎麦についていろいろと伺ってきました。



そばは世界で2600種類ほどあり、

さらにそばを挽く順番にによって


一番粉(更科)、二番粉(藪)、三番粉、、、、、

と分けられます。組み合せると無限大。


そんな無限大の中から、ご店主の理想に合うそば粉が選ばれました。


そして、そば打ちの工程も、このそば粉に合うように改良されています。

一般的なそば打ちでは「練り」は1回なのですが、これを2回、3回行います。

さらに、「ねかせ」の工程も
追加しています。


美味しくこのそば粉を蕎麦を打ち上げるために、


あれやこれや・・・と試行錯誤した結果だそう。



打ち方の手順が一般的ではない方法をとっていることや、

偶然に出会ったそば粉のことを


「何かに導かれたのかなぁ。神がかりな感じかなぁ。」


と表現していらっしゃいました。


でもこれは、理想のお蕎麦にいかに近づけるか、

そのために鍛錬してきた結果、努力の成果によって

たらされものだと思います。


蕎麦にしてもつゆにしても、環境によっていろいろ変化します。

指先の感触に神経を集中し、そばと会話をしながら毎朝の

そば打ちをするそうですよ。


「及第点は守っていると思うけれど、満点は無いなぁ」


日々研鑽のご店主なのです。



この思いがあるからこそ、いつお店に行っても変わらぬ

美味しさのお蕎麦が食べられるわけです。


ざるそば(800円)と天婦羅(500円)。

てんぷらは季節の野菜5種類(この日は、ヤーコン、きのこ、かぼちゃ、アスパラ、長芋)とエビ天。

女将さんの作るお惣菜と漬物も添えられます。


ざるそばには、鶏の切り身とお団子、ねぎが入っている「温かいつけ汁」(300円)をつけることもできます。



すべて頂きました!ごちそうさま!!



ところで、このお店の名前「七福」は、


「七福神」の

『しちふく』

ではなく、

『ななふく』

と読みます。

その由来も聞いてみました。



・・・でももったいなくて書けません。すみません

是非、お店でたずねてみてください。


このお蕎麦のもう一つのヒミツが隠されています。

ご店主の努力・技術力・感性、女将さんの優しさと同じくらいに重要な。



とってもあったかくなるお話。

それを聞いたらこの店のお蕎麦がもっと美味しく感じられるはずです。



【店名】 七福(ななふく)
【電話番号】 022-358-5543
【住所】 宮城県黒川郡富谷町富ケ丘1-12-18
【営業時間】 11:00~15:00、夜は要予約(定休日:木曜日、祝祭日は営業)
       ※そばが売り切れ次第終了


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