まっすぐ立てる? 腰痛
「まっすぐ立てる?」
と質問すると。
簡単ですよ!とか、できるよ!
という声が聞こえてくるようです。
じつは、まっすぐ立つことは非常に難しいのです。
普段の立ち姿を見ると多くの方は、片足立ちになっています。
両足に均等に力がかかっていないのです。
片足立ちになると骨盤(仙骨)に歪みを生じるので(正確には軸足側で、仙腸関節が後下方に回旋してきます。)
すると腰椎に側彎が生じ腰痛の元となることがあります。
両足均等に体重が乗っていれば骨盤(仙骨)が水平になるので、
腰椎に側彎は、生じません。
ちょっとしたことですが、電車でつり革につかまっている時とか、
信号待ちの時とか、ついつい片足立ちになっていませんか?
まっすぐ立てることができると、まっすぐ歩くことができます。
人間は本来立って歩くことで自然と体が調整されるようになっています。
しかし、筋筋膜が短縮したり、コリができたり、トリガーポイントができたりすると、
まっすぐ立とうとしても、背骨に歪みを生じまっすぐ立つことができなくなります。
まずは、自身の立ち姿をチェックしてみましょう!
たまり治療室