大滝秀治さんや渡辺謙さんたちのガクラン姿に“ググッ”と来る、「塀の中の中学校」。 | 獅子邁進

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埼玉西武ライオンズファンの中年のオッサンです。
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(^ω^)

「松本市立旭町中学校桐分校」は、れっきとした公立中学校である。
ただ学校が存在している場所が、日本中に点在する公立中学校とは違うのです。
長野県は松本市に存在する「松本市立旭町中学校桐分校」は、刑務所の中に存在しているのです。

「松本少年刑務所」の敷地内に存在する、「松本市立旭町中学校桐分校」。
この中学校は、義務教育を終えないで刑期を受ける事となった、受刑者の為に存在する公立中学なのだ。

日本国憲法にも定められている、日本国民の『教育を受ける権利』。
この『教育を受ける権利』が、例え罰せられている受刑者にも与えられているのが、日本と言う国なのである。
税金を使って、刑期中の受刑者に中学の教育を受けさせる意味が、あるのかどうか。
賛否両論が有るとは思いますが、ドラマは日本国憲法に従い粛々と進みます。


担任の三宅雄太(角野卓造)と、1クラスしかない「松本市立旭中学校桐分校」の副担任を務める事となった、石川順平(オダギリジョー)。
北海道から沖縄まで、全国の刑務所から選ばれた生徒が入学する、「松本市立旭中学校桐分校」。
順平が初めて副担任を任された、この年には5人の受刑者が入学する事となっていた。
因みに、入学から卒業までの間は、刑期が免除されるのです。
何だか甘いなぁ~。

入学式が済んで、教室で生徒たちと顔合わせをする、三宅と順平。
およそ“ガクラン”とは縁の無い、大滝秀治さんや渡辺謙さん、すまけいさんの姿がソコにはあります。
昭和の時代に絶滅したと思われる、どこぞの温泉地に存在していた、ババァの分際で“セーラー服”を着込んで客を迎えたイカサマ商法。
そんなバァさんよりは、イカサマ臭が臭わない、大滝秀治さんたちの、ガクラン姿。
僕は、大滝秀治さんや渡辺謙さんたちのガクラン姿に、“ググッ”と来ちゃいましたよ。


カメラマンへの夢を諦めていなかった順平は、大きな写真コンクールに密かに応募した作品が最終選考に残っていた。
このコンクールで大賞か入選を果たしたら、この仕事を辞めようと考えていた順平。
そんな順平と、罪を犯した過去を持つ男たちとの教育が始まる。
刑務所の中にある「松本市立旭町中学校桐分校」を舞台にした、「生徒」と「先生」との交流は、是非ドラマを観て下さいね。
それにしても、大滝秀治さんや渡辺謙さんの「生徒」としての演技は、流石でした!

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