伝統とモダンの融合〜茶啖 (タダム) in 清潭洞で至福の韓食を | 東京ハヌルStyle

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こんにちは。

 

東京ハヌルです。

 

 

ピカールネタが続いてしまったのでこのあたりで一休み、

 

やっぱり韓国ネタが好きな私。

 

10月のソウル旅行のフラッシュバックをまた一本。

 

いつもはソウルの激安食堂をご紹介することが多いのですが、

 

今日ご紹介する茶啖 (タダム)は

 

韓国の大手食品メーカーCJがオペレートする

 

高級モダン韓食レストラン。

 

高級ブティック立ち並ぶ狎鴎亭ロデオからすぐ

 

清潭洞(チョンダムドン)、セレブ地区に位置します。

 

実際入口付近には黒塗りの車が何台も待機しておりました。

 

Super Junior, SHINee, 少女時代、EXOが所属する

 

大手芸能事務所SMエンターテイメントの新社屋も徒歩圏内、

 

芸能関係の方々も多いかと思われます。

 

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大通りから入ってすぐ。

 

地下に降りていきます。

 

この辺りからもうすでに別世界。

 

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各地方の名人が作るビンテージの発酵食品と、

 

旬の食材、地域の特産物を用いて

 

郷土料理、両班家(朝鮮王朝時の貴族)料理、

 

精進料理の調理法をモダンにアレンジしています。

 

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手前はテーブル席のあるホール。

 

奥にいくつかの個室があります。

 

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300年の歴史を持つ士大夫宅(朝鮮王朝時代の官僚宅)

 

「江陵(カンヌン)・船橋荘(ソンギョジャン)」をモチーフにし、

 

モダンでありながら韓国の「伝統美」を活かしたインテリア。

 

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こちらが個室が並ぶ廊下。

 

左手に個室、右手の格子より向こうは

 

テーブル席のあるホール。

 

今回写真が全体的にブレブレ。

 

申し訳ないっ ショボーン

 

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それぞれの個室の前に飾ってある

 

メドゥプ(韓国伝統組紐)もステキ。

 

それぞれの個室の名前が書いてあるのでしょうか。

 

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個室内のディズプレイも

 

あまりにもオシャレなのでパチリしました。目

 

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器にもこだわりが。

 

韓国の陶芸の持つ独創的な美を活かし、

 

伝統を受け継ぐ、手工芸の陶磁器ブランド

 

「イド(yido)」を使用。

 

イド(yido)は陶芸家、李侖信(イ・ユンシン)先生が

 

北村にオープンしたギャラリー。

 

私も大好きでいつかセットで購入したいなーと

 

虎視眈々と狙いを定めております。ニヤリ

 

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休(精進料理)、合(海と山の幸のハーモニー)

 

各70000ウォン、

(約7000円くらい、以下円目安は0を1つ抜かしてください)

 

秋(季節のコース)90000ウォン、

 

捕(体に良い保養食)110000ウォン

 

茶啖 (シェフ特別料理)150000ウォンの

 

5種類のディナーコースがあります。

 

その他プルコギやカルビチムなどの単品も豊富。

 

コースをもう少しお手軽に楽しみたい方は

 

品数が少なめのランチコースが40000ウォン〜あります。

 

私達は70000ウォンの”合”のコースをいただく事にしました。

 

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茶啖 (タダム)自家製のマッコリ。

 

白米と黒米の2種がありこちらは黒米。

 

黒米といえどグレープジュースのような紫色。

 

ポリフェノールがたっぷり含まれていそうです。

 

900mlで33000ウォン

 

お米の甘みがありフルーティー

 

とても飲みやすい。

 

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先付けは野菜、果実、穀物の乾燥チップス。

 

素朴だけれど一つ一つ丁寧に作られ、

 

素材の味が感じられる

 

手の込んだ一品。

 

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季節の柿を使ったサラダ。

 

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開城(ケソン)式緑豆こんにゃくのナムル。

 

開城(ケソン)は南北朝鮮の共同の工業団地として

 

ニュースなどでよく耳にする地域ですが

 

元々は高麗の王都で高麗人参の産地として有名。

 

緑豆もよく取れるので、

 

緑豆のこんにゃく入りナムルが多いそうです。

 

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左は海老と魚のジョン

(素材を小麦粉、卵にくぐらせ焼いた料理)

 

ジョンは韓国式パンケーキの呼び名。

 

基本的にチヂミと同じ意味だそうですが

 

チヂミは方言でジョンの方が一般的。

 

右は野菜のキムチ和え。

 

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一包八号の蓮花九節板(クジョルパン)。

 

クジョルパンは宮廷料理で通常八角形の器に盛られますが、

 

こちらは美しい本物蓮の花をその器に見立てています。

 

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薄くて丸いクレープのようなチヂミ(ミルチョンビョン)に

 

蓮の花びらの上の炒め物を少しず包む。

 

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その包んだものを甘酸っぱいタレにつけていただきます。

 

さすが宮廷料理、とてもお品の良い味でした。

 

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蟹と松茸の茶碗蒸し。

 

蟹の出汁で作られた茶碗蒸しは

 

濃厚な蟹の旨味と松茸の旨味の

 

ダブルパンチで目が覚める美味しさでした。

 

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そしてまるごとの松茸が見事。

(写真はブレブレですが。。。)

 

この蟹と松茸の茶碗蒸しと

 

上の一包八号の蓮花九節板は

 

70000ウォンのコースには入っておりません。

 

実はこのレストランをオペレートしている

 

韓国食品会社CJの日本支社のエライ方がお友達でして

 

彼の計らいでこの2品をサービスしていただきました。


 

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ここからはまたコース料理に戻ります。

 

秋千葉鶏煮。

 

鶏と大根葉の煮物。

 

少し甘辛の味付けで日本的な料理。

 

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メインの南道式韓牛のつくね。

 

文字通り南の地方のお料理なのでしょう。

 

韓牛は日本の牛肉と比べ歯ごたえがありますが

 

茶啖はとても質の良い韓牛を使っているので

 

旨味がありとても美味でした。

 

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シメはカニ味噌ビビンバと韓国風味噌汁(テンジャンク)。

 

ヤバイ。。。。

 

もうお腹がいっぱいで入らない滝汗

 

でも大好き炭水化物&カニ味噌は絶対外せない。

 

無理矢理でも食べるぞ。

 

そんな状態でも食べちゃった自分の胃が怖いゲッソリ

 

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ここまで長い道のりでしたがやっとデザート。

 

米粉のアイスクリームと水正果(スジョングァ)風の伝統茶。

 

水正果とは韓国の伝統茶。

 

干し柿やシナモン、生姜、を使ったお茶で

 

消化を助けてくれる作用があります。

デザートやお口直しとして飲まれます。

 

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そして一口菓子。

 

左からキャラメーゼした胡桃。

 

抹茶のチョコレート。

 

蜂蜜を固めたお菓子。

 

マシッソヨ〜 爆  笑

 

盛り付けも美しく、最後まで大満足のコースでした。

 

 

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料理はもちろん素晴らしかったのですが、

 

もう一つ良かったことが。。。

 

それは韓流スターかと思うようなモデル級のイケメンスタッフキラキラ

 

そしてそのスタッフの一人がトイレまでエスコートしてくれ

 

トイレから出るとサッと再登場、

 

また個室までエスコートしてくれるというぶっ飛びサービス。

 

75歳になる姑まで目をキラキラして喜んでおりました。

 

帰りのタクシーを呼んでもらうと、

 

もちろんタクシーまでエスコート。

 

当初ソウルで食事に70000ウォンは

 

ちょっと贅沢かしらと思いましたが、

 

このトイレとタクシーのイケメンエスコートサービス付きなら

 

コスパ良しかもしれません。デレデレ

 

そして忘れてはならないお友達のステキな計らいにも感動。

 

韓国人の方たちは一度仲良くなると

 

本当に親切にしてくださります。

 

毎年キムチをいただく東京にいるママ友や、

 

いつも美味しいお店や名所を案内してくださる

 

ソウルにいるお友達達も心温かな方たちばかり。

 

今回の茶啖 もあまりのサービスに恐縮するばかりでした。

 

カムサハムニダ〜 (韓国語で”ありがごうございました”)

 

 

茶啖のメニューや場所など詳細は↓を

茶啖(タダム)HP (日本語)

 

 

最後までお読み頂きありがとうございます。

 

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