前回のワンポイント・レッスンでは、

サンダルを履いた時には、必ず足先と足の甲をギュッと引き締め、かかととサンダルの中底が、できる限り、離れないよう、

同時に、サンダルのかかと部分、もしくはヒール部分が、地面にガツンとけたたましい音を立てないよう注意して、軽快に歩く。

もちろん、サンダルでなくても、ちょっとサイズの大きめのローヒールを履いたときにも、同様のことが言えます。

以上が、ワンポイント・レッスンのテーマでしたね。


今日のレッスンのテーマは、★ヒールの靴を履いた時の歩き方★について。

日本女性も、パリジェンヌに負けないくらい、足元に気を配って、ステキなヒールの靴を履かれている方多いのですが、

結構、若い方に多いような感じがしますが、

ハッキリ言って、

靴に飲み込まれている?。。。女性が目につきますね。

お分かりになりますか? なんと表現したらいいのか、困っちゃいますが、

靴はとてもオシャレで、BRAVOOOOOH ! なんですけど、そのお靴の持ち主は、靴に負けちゃっているんです。

確かに、ヒールを履いて闊歩するのは、それはそれは、慣れるまで難し~いことでありますが、

今にも、「ねん挫しちゃうかも~、彼女!!」と、思ってしまうくらい非常に辛そうな歩き方している女性、みなさん見たことありませんか?

歩くたびにヒザが、カックン、カックンと曲がってしまっていて、

なかなかスーッと足が前に出て来ないし、

歩幅も狭いので、なんやら、小刻みにつま先を滑らしているような感覚で歩いてしまう。。。


心当たりの方への、パリのanego流、ワンポイント・アドバイス

まず、

A) 自分の足にピッタリ合った靴を探すこと。

この靴絶対欲し~いと思った靴でも、サイズはもちろんのこと、貴女の足に合わなければ、潔くあきらめましょう。その靴とは縁がなかったと割り切って下さい。
足に合わない靴は、寿命を縮めると考えて下さい。


B) ヒールが高くなればなるほど、ヒザも出やすくなってしまうので、あなたの神経を、

つま先から足首に集中させ、つま先からヒザまでが、あたかも一本の線になっているようにイメージ

させて、甲を前に蹴り出す感覚で、歩くこと。


ほら、サッカーのボールを甲で軽く蹴る要領で、それとも、プールの中で、シンクロ選手の真似をした時のように。。。(笑)


C) もうひとつ、注意しなければならないことは、

絶対に、振り子のように左右に体を揺らしながら歩かないこと。


D) 目線や頭の位置にも気をつけましょうね。つねに真っすぐ前を見ながら歩いて下さい。

足が多少痛くても、我慢です!

気になって、足元を見たりしていては、姿勢が崩れてしまいますからね。


これらをしっかり体でマスターしたら、もうほぼ合格ラインです◎


上級を目指す貴女には、ぜひ7~10センチのヒール高で全速力で走れるようになることをオススメしま~す♪


だって、ヒール履いても、逃げ足は早くないと、世の中、何が起こるか分かりませんもの!


男性読者の方、女はつねに努力しているのですよ☆