こんな記事が目に入ってきました

・・・

大赤字で社員3割超が早期退職、急成長の投資用アパートTATERUの転落

今年10月末、グループ全社員約400名中136名が早期退職で会社を去る――。インターネットを活用した投資用アパート販売で一躍成長したTATERU。投資用不動産業界の新星は、なぜここまで急転落したのか。(ダイヤモンド編集部 大根田康介)

・・ヤフーニュースより引用・・・

 

サッカーの本田圭佑を出演させたCM

不動産色の少ないHPや

ファッション誌のような資料など(←取り寄せたことあります汗

 

株なども急騰 注目企業とも言われていましたが

大ピンチです

 

AIを活用した不動産投資とのことですが

実態は データの改ざんが多数

 

まだまだ AIで不動産を判断するには難しいようで・・・

 

カボチャの馬車の

「シェアハウス」

TATERUの

「AI投資」

 

マーケティングという視点では

新しい「ワード」をまず軸に露出を増やす

集客はうまかったのですが・・・

 

当社は ご紹介で不動産で失敗された方も結構相談に来られますが

内容を聞くと 何で引っかかるのかな~というのが大半ですが

この売り込み方はうまいなという部分も 毎回一つ二つはあります

 

知識があれば当然 引っかかりませんが

現実は 引っかかってる人がほとんど

なかなか難しいものです得意げ

 

 

だいぶ報道も落ち着いたかと思いきや

意外と継続して話題となり続けている南青山 児童相談所建築計画

個人的には 建築してもしなくても どちらでもいい

計画地周辺の不動産の価値に及ぼす影響はほぼないと見ています

 

ただ関連ニュースを見ていると 

不動産の業界人でも大きな間違いを犯している記事があったので

ちょっと 触れてみたいと思います

 

「南青山の価値が下がる」

人の意見はそfれぞれですが 

価値=価格と考えた場合に この建築によって価格が下がると考えるのは 

まず 不動産の素人 

この辺の相場を知っているプロであれば これをきっかけに売る人がいれば逆に狙い目とも思うでしょう

そもそも 人気の高いエリア 特に今回のような普通にイメージされる人気エリアを超えているような特殊な場所での価格形成にあたって

一番影響を与えるのは景気です

個別要素が与える影響は 一般的なエリアや普通の人気エリアと比べると

とても小さいです 

この感覚は 正直 超がつく人気エリアを実際取引している経験がないととつかみづらいものかもしれません

例えば いわゆる同様に超人気エリアの六本木 

こちらは事件がよく報道されやすいですが

その後 そこの物件の価格が下がるか というとそんなことは全然なく

殺人があったとしても 価格に与える影響は 一般的なエリアに比べるとほぼないに等しい

こういう例を挙げると まだ理解してもらいやすいかと思います

 

ただ 一般の方だけでなく いわゆる 不動産のプロ でも間違えます

富裕層ならではのエゴイズムも…プロが見る南青山「児童相談所」問題

サンケイオンラインの記事です

施設内容など しっかり書いてあるのはいいですが

そのなかの

・・では、この「港区子ども家庭総合支援センター」は、不動産業界でいうところの嫌悪施設になるのかどうか。

問われれば「なる」と答えるしかない。(サンケイオンラインより引用)

これ 間違いです

「港区子ども家庭総合支援センター」は不動産業界で言うところの 嫌悪施設 にはなりません

同和問題などと同じく それを嫌悪といってしまうことによる差別的要素の問題

また価格形成に影響を与えるならともかく 

影響も与えないのに 何をもって嫌悪施設と呼ぶのかという問題 

 

重要事項説明などで

「港区子ども家庭総合支援センター」を嫌悪施設として記載してしまったら

そんな不動産業者は大問題です

 

おそらく この記事の人は 何冊も本も出しているので

悪気も何もなく 普通の不動産業界の認識で書いた記事だと思います

ただ メディアにも 「不動産のプロ」として 出演する 

そんな不動産業界人でも 深く考えることなく嫌悪施設と言ってしまう

こんなところにも 「港区子ども家庭総合支援センター」

この問題の深さを感じます

 

 

 

今更ながら・・・最近のWEBマーケティングはすごい

スマホで検索すると

それを検索していないときでも

関連したものの広告表示が増えてくる

 

皆さん ご存知の通りです

そんなわけで 私のスマホには 不動産関連の広告表示率がかなり高く

それがうっとおしいかというと

新しい会社や 新しいサービス 本来 不動産広告としてアウトだろうといったキャッチコピーや営業手法など 

いろいろ 興味深く見ています

 

そんな中 ここ数日表示が多いのが 某不動産競売セミナー

そのコピーは

「素人でも利回り20%の家賃を得る方法とは

 物件価格50%オフは当たり前!格安で物件取得ができる不動産競売ノウハウを公開」

これ

この業界では ぼちぼち有名な不動産屋さんのセミナー告知です

 

さて まずこのコピーの利回り20%

正直 利回りだけを単純に求めるなら 20%の家賃を得る

これは簡単です 必死に探さなくてもざらにあります

ただ これらの物件は 実質利回りが低い また単価が低いエリアのものが多いため

ちょっと修繕などすると 5年たって回収できた思ったら また振り出しだよ~

なんてことが珍しくありません  

 

次に

「物件価格50%オフは当たり前!」

これ まずいんじゃないかなー と正直思います

そもそも 競売不動産は定価はありません

この もととなる市場価格は でっち上げ放題

確かに安く買えた という感覚があったとしても

それは 修繕だったり 隠れた費用の分が安くなっているだけ

持ってるうちは気づきませんが

売ろうとしたら 全く売れない・・・なんてことも

 

大昔は競売もごたごたがあったようですが

現在の競売不動産は基本的に権利はきれいなものです

地方の物件はわかりません

ただ 東京の競売不動産は 

都心部のマンションなどの情報を見てもらえればわかりますが

まともな物件の落札価格は相場より1割程度安いかどうか これが現実です

 

そもそも 競売不動産は 安さが前面に押し出され

あまり説明されることがありませんが

競売不動産を落札出来たという事は

入札したなかでは一番高い金額だった 

→ 自分は一番高く買った ということを理解しておく必要があります

 

競売不動産セミナーの広告をクリックして進むと

当セミナーは不動産販売を目的といないセミナー と謳っています

これって 不動産屋ではネット広告のコピーが ホントはアウトとの自覚があるがため?

抜け道の為に 表面上 販売しない 個人を表に出したセミナーにしてるのではとも思われます

 

また 受講者の声?で

「不動産の投資セミナーは 講師の職業で大きく3つに分類できます

1、不動産業者がやるセミナー

2、建築業者がやるセミナー

3、不動産賃貸業の経験者がやるセミナー

○○先生のセミナは、損する暇も余裕もない人向けの、もちろん3つ目です」

 

とありますが

○○先生 大家専業でもなんでもなく 完全に不動産業者ですよ~

メルマガなど登録すると物件紹介など普通に送られてくるたり

それを買わせるための仲介会社もちゃっかりと持っています

 

この○○先生

飲み会などで何度か話したことはあります

結構 調子のいいところはありますが

悪い人ではないです

 

ただ こんなわざと素人のふりをして

あおり広告を出稿する

 

どこのイケイケなマーケティング会社と組んだのかわかりませんが

こんなことしなくてもいいのになー 

と思います

 

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