LE BOURGUIGNON | 東京+α美食☆探検記

LE BOURGUIGNON

ル・ブルギニオン


【LE BOURGUIGNON】 ル・ブルギニオン

住所:港区西麻布3・3・1
電話:03-5772-6244

営業時間:11:30~13:30、18:00~21:30

定休日:水曜日


(昼)2,500円と4,500円のコース

(夜)5,500円、7,000円、10,000円のコース。

   アラカルトもあります。


ここの常連のお友達に連れて行ってもらいました。

ずっと気になっていたお店だったので、ワクワクドキドキ。

しかも、久しぶりのフレンチだし、ワインだし。

胸が高鳴りました。


お店はテレ朝通りの信号がある交差点に面してます。

店内はかわいらしく女性が好むような内装で、席は20席弱。

雨だったので、店先のお庭をゆっくり見れなかったのは残念だったが、また晴れた日にランチもよさそうな雰囲気。

 
デジカメを持っていかなかったので、さすがに初めてのお店だけど大事にしたいと思ったので携帯カメラでの撮影はやめておきました。
また、今後行く機会があるでしょうからネ。


まずは鹿児島産蜜柑のシャーベットにシャンパンを注いだ食前酒を頂きました。
蜜柑と言うと甘いものを想像していたけど、ほんのり苦味がありシャンパンによく合う。


菊池シェフが得意としてるのはジビエと内臓料理らしいのでそれを踏まえてメニュー選び。
初めてな私達はほとんどお友達にお任せだったけど。
おなかの様子を想像してオードブル2皿、メイン1皿にすることに。
4人だったので、色々なのを味わえそう。

メニューを見て思ったけど、意外とリーズナブル。


▼アミューズ
・豚肉のリエットがチーズ味の温かいシューに入ったもの
ここでグッとこれからの料理を期待させるだけの一品になりました。

 

▼冷たいオードブル
・人参のムースとコンソメのジュレ・雲丹寄せ
お友達が初めてだったらコレ!と決めてくれたので全員一致。
人参が嫌いな私が自分で選んだら間違いなくコレは外してたでしょう。
人参の嫌な香りはまったくしないどころが甘く、濃厚なコンソメのジュレとよく合う。
たまに口にする雲丹ともよく合う。

 

▼温かいオードブル
・(私+友達)ブレス産鶏のソリレス(羽の付け根の肉との事)のオニオンファルシ・セップ茸のソース
ワインをメインにして、その白ワインと合うと勧めてもらった一品。
セップ茸のソースはフランスで食べてから、好きな味となっていたので決定。
玉ねぎってのがやや気になるところだったけど。(←小さい好き嫌いが多いなぁ)
このソースとワインの相性が抜群。
さすがでした。

 

・(友達+友達)アンコウの頭肉のテリーヌ・鱈白子のムニエルと白インゲン豆添え
白子が香ばしくてアンコウとうまくマッチング。
アンコウの味も絶品。

 

▼メイン
・(私)仔羊の色々な内臓盛り合わせ(タン、心臓、レバー、胸腺肉、ハラミ)
羊が苦手な私だけど、ここは挑戦。
内臓料理が得意と聞いて、それを食べないわけにはいかないでしょう。
とは言いつつ、出てくるまで不安。
どれも手をつけられなかったらどうしようと。
肉厚なタンから食べてみると、まったく臭みはなく歯ごたえ十分。
恐る恐る食べたわりに、かなり気に入った様子。
一口ずつ他の部位も挑戦。
おかしな(?)ことにどれも美味しいのです。
羊が苦手っていうのは、思い込み?って言うぐらいに。
どれも美味しいんです。
少しずつ色々な種類があるっていうのは、いっぱい味わいたい私みたいな人にはもってこい。
しかも、外れがないときてる。

 

・(友達)蝦夷鹿のもも肉のロースト
初の蝦夷鹿もクセがないように思いました。
もっと、強烈な独特な味がするのかと想像していたけど、こんなに食べやすいお肉だったのかと驚くほど。
下処理をきれいにしてるからなのかもしれません。

 

・(友達)森鳩のロースト
調理する前に丸ごとの状態で見せてもらったけど、いわゆるそこら辺にいる鳩とは違う。
やや小さめ。
もちろん日本にいる鳩とは違いますからね。
見た目ではしょげないタイプなので、見てかわいそうとかは思わず、どう美味しくなるんだろうとワクワク度が増すようです。
骨がついている部分が多いのですが、もも肉部分を食べさせてもらったので1口パクっといきました。
これも美味しい。


おなかがいっぱいだったのでチーズは遠慮してデザートに突入です。


▼デザート
・(私)ココナッツのブランマンジェとキャラメルアイス
これはかなり絶品。
ブランマンジェもさることながら、キャラメルアイスのビターで大人の味ははまってしまいそう。

 

・(友達)赤ピーマンのプリン・アイス添え
香りは濃厚な赤ピーマンだけど、口に入れば甘すぎない味。
大人のプリン。

 

・(友達)ブラッドオレンジのババロア
ブラッドオレンジの酸味がしっかり効いてる。

 

・(友達)新作苺のデザート・コーヒーとクルミのビスケットと練乳アイス添え
これ試食させてもらうの忘れてた!

 

▼ワイン
シャルドネ種のグラス(オー・コート・ド・ニュイ?)

3種類の白ワインから選ばせてもらいました。

アルザスもあったけど、シャルドネが好きなのでそれを選ぶ。
香りが洋酒のような独特な感じ。

変わっていた。

 

バタール・モンラッシェ

Leflaive Batard Montrachet 1996
[ルフレーヴ・バタール・モンラッシェ1996]
とても貴重なワインを飲んだという感じ。
香りも素晴らしく、飲んでいる間にもどんどん変わっていくので楽しい。

かなり気に入った。

シャンベルタン

Alain Burguet Gevrey-Chambertin 1990
[アラン ブリュゲ ジュヴレ シャンベルタン 1990]
料理にも合う味わいで飲みやすい。



7時過ぎにお店に入って出たのが12時でした。
そんなに時間が過ぎたのかと思うぐらい、ゆっくりとした美味しい時間を過ごせました。

サザエのブイヤベースが気になるので、また行ってみたい。

他にも色々あったし。


雨の中出入り口まで挨拶に出てきて下さった菊池シェフにも感動しました。
素敵なお店を紹介してもらいましたよ。