2003年に琵琶湖で外来魚のリリース禁止条例が施行されました。
その後、数年が経過した今、その実態はいかがなものなのでしょうか?
※この条例には、罰則がない
平然と何事もなかった様にリリースされているのが日常の出来事では・・・
中には、外来魚用のごみ箱へ投入されている方もおられるようですが。


漁師さんから見れば、バスやブルーギルは外敵である。
※本当の敵は、身勝手な人間 愚かな人間である
彼らが存在する事で、死活問題の危機にさらされたのだから。
ただ、釣り人から見れば、バスゲームは面白い。
日本にルアーブームを起したその原動力であるはず。
双方どちらも引くに引けない S極とN極 磁石みたいな物。
未来永劫歩み寄る事はないでしょう。
また、琵琶湖の固有種(ホンモロコetc)の激減に影響を及ぼしている事も
見逃してはいけない事実です。


私の個人的な考えですが、
当時、今更駆除を目的として、リリ禁をしたところで
漁師さんの生活が戻る訳がない=バスやギルを駆除出来ない
本当に駆除し固有種を守るのであれば、
近畿の水瓶 琵琶湖の水を全部抜かなければならない
(現実的には無理だろうが)
また、漁師さんの生活を主に守るのであれば、遊漁料をとるのもしかり
生活保護の手段は他にもあったと思うのですが、そういう方向には進まなかった。
罰則もない あいまいな結論付けが成されたとしか言い様がありません。


リリ禁 ちなみに私の場合は???
そうですね、 琵琶湖=外来魚のゴミ箱と考え、バスを琵琶湖に捨てています。
リリースなんて言葉を使う必要がありません 捨てています。
【外来魚ゴミ箱論】です。 外来魚の湖であり 湖そのものがゴミ箱。
本来生息するはずのない魚種がうようよ泳いでいるのではないでしょうか?
今更リリースもへったくりもないでしょうよ。


漁師さん達には、誠に気の毒でなりませんが、その反面ある種の偏見を感じるのも事実です。
向ける矛先は、魚達ではないはず。様々な葛藤があると思います。
戦うべきは県や国 そう根本的な原因を作ったのは人間。
バスやブルーギルは加害者ではないはず、可哀相です。
生きる為に捕食し子孫を繁栄させているだけ ただ生きているだけです。
鯉や鮒となんら変わらない日常生活であり、我々人間と同じ。
唯一、魚食魚(肉食性)である事が彼らにとって致命的に働いた。


身勝手な人間 愚かな人間が招いた悲劇、結末である。
罪なのは我々人間です。
モラルの観点から言えば、リリースはよろしくない。
ただ、現実を見れば ゴミ箱(琵琶湖)に捨てて何が悪い。

正直複雑な心境でございます。
皆様方は、琵琶湖にリリースされますか? 琵琶湖に捨てますか??



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