1月26日の産経新聞にアンテナショップに
ついての記事が掲載されていました。
アンテナショップは地方自治体の魅力を東京都心
で発信するもので、アンテナショップの支援事業を
行なう「地域活性化センター」によると、現在都内
では55店が出店。うち都道府県のアンテナショップ
は42店で、その内年間売り上げ1億円以上の店は
29店にも及び、中には7億円以上の売り上げを
計上している店もあるようです。
然し、逆に、年間1億円未満の店も全体の25.5%
もあるようで、経営に明暗が出ています。
苦戦している店舗の理由としては、立地面や
品揃えなどに問題が見られるそうで、安易な
考えでアンテナショップを出すことは消費者に
対し「この程度か」「たいしたことはない」と言った
マイナスのイメージを与えることになり、逆効果を
齎すのではないかということです。
何事についても言えることですが、人気に便乗
して軽い気持ちで何かを行なう、或いは何かに
参加するということは逆効果を齎すことが多い
でしょう。
そして、一度植え付けられたイメージを後で一掃
するのは大変難しいことです。
やるなら徹底的に、それもしっかりとした市場調査を
なし、他を圧倒するくらいの資金をつぎ込めば、それが
宣伝にもなると思えます。
「中途半端」はマイナスでこそあれ、プラスの
作用は難しいと理解すべきです。
2.みみずく
1.吉祥果