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(このバラの色は私的には A Majorかな。)

昔も書いたかもしれないけれど、
私は多分共感覚の持ち主なんだと思う。
音から音と共に、色んな色を感じた。
曲によって変わるのだけど、
私にとってG Majorは清々しい5月の緑。
E Majorも緑系だけど、青と混ざったような、
ちょっと落ち着いた緑。
でも深緑ほどではない。
F Majorは 黄色っぽい橙色。

色で見えずに光や景色の時もある。
暗くて、いつ抜け出せるか分からないくらい、
暗黒の闇を模索するような、
痛々しい短調のメロディーの後に続く、
一筋の希望の光のような長調の和音。

音は乾燥した空気として感じることもあるし、
凍てつく程寒く、厳しい寒さを感じることも。
メロディーは感情として伝わってくることも
非常に多い。

こう考えてみると、私は音楽を
音として体験していないのかもしれない。
でも、これを作るのが楽しい。
だから音楽を続けている気がする。

ずっと長い間、誰でも
音をこんなふうに感じてると思ってた。
でも、教えてみると、子どもでも
そんなふうに感じていない子が殆どで、
非常に驚いた。
私の小学校時代は、図画工作の時間に、
何故か曲を聴いて絵を描くという日があって、
それが非常に好きだった覚えがある。
今はそんなふうにしないんだろうなあ。

多分、きっと私は自分の体験の中で、
共感覚を身に付ける機会が
たくさんあったんだろうなあと思う。

ラッキーだ。

でも、共感覚は特別なものではなく、
誰にでも備わっている能力だと思う。
単にそう結びつけて考えた事がないだけ。
共感覚で音楽を捉えると、
音の世界が凄く広がる。

これが、私がみんなに伝えたい
音の世界。

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(逆に音楽が聞こえる絵もあります。)