「都城スタイル」

おはようございます。都城におります。昨日は「ジャパン・オンパク」仲間の佐土原 　太志さん（都城まちづくり株式会社　企画広報課　広報係長）ならびに本蔵　明子さん（同　企画広報課長代理兼企画課係長）とお会いし、終日多くのテーマについて語り合いました。

ふたりとはオンパク研修会などで何度も一緒になりましたが、じっくりと意見交換する機会は初めてでした。

かつては薩摩藩邸があったこの地域の交流拠点としての機能は今も感じられます。高速道路IC周辺の郊外店を核にした新市街地の形成が進む一方、中心市街地の疲弊ぶりは確かに典型的な地方都市の状況を示しています。

約10年前にオープンした街なかモールが閉店することになるそうで今後に向けた街づくりの課題は山積しているようです。加えて、今回の口蹄疫による関連事業者のみならず一般住民の皆さんに及ぼした影響についても詳しい話を聴き、改めて課題の深刻さを知りました。

但し、熊本大学やイギリスなどでの生活を経験した佐土原さんと東京学芸大学出身で学芸員を目指しながら現在の仕事をしている本蔵さんのコンビネーションはこれまでも注目してきましたが、昨日の意見交換を通じて改めて大いなる可能性を感じました。

目指すは「都城スタイル」です。昨日の昼食でいただいた宮崎牛のステーキや夕食でいただいた薩摩地鶏はこの地でしか味わえない美味しさでした。

今日はこれから佐伯に向かいます。先般と同様にまちづくり会社支援事業で佐伯の皆さんと意見交換を予定しています。