「バランスシート調整」の本格化 |  

「バランスシート調整」の本格化

おはようございます。昨晩は銀行時代にお世話になった皆さんとのこじんまりとした楽しい懇親会をしました。


他方、勝山から東京に戻るまでの間に北陸の代表的な温泉街の方々との種々の意見交換をしました。私なりに感じるのは、いよいよ「バランスシート調整」が本格的に始まることです。


バブルの崩壊以降日本全体で急速に膨張した資産と負債の調整はその後大都市部を中心に市場を通じて、あるいは公的資金の注入等を通じて進められてきました。


ところが、地方の一部の業種などではその結果生じた「供給過剰状態」が解消されないままに本格的な少子高齢化と新たな要因による構造不況に突入しています。


私の個人的な意見としては、こうした状況がいつまでも続くことはあり得ないので、出来る限り「ソフトランディング」することが必要で、そのタイミングが模索されていると考えていました。


今回の「政権交代」がひとつのきっかけとなり、これから色々な分野でこのような調整が進んで参ります。


私なりにこうした状況の中で、個々の当事者がどこまで「前向きに」今回の調整に取り組めるかが問われます。昨日お会いした方々は見事に望ましい姿勢を自らの意思で示されていました。大いに共鳴と感銘を私自身感じました。


今日は、都内ならびにさいたま市内で打ち合わせやセミナーなどに昼から夜まで参加します。それぞれこれから必要なテーマと内容です。私もこれから起こる状況を冷静に受け留めつつ前向きに取り組みたいと思います。