あのときの職場での発表から一年が経ちました。

よく頑張ったよ、私。


配属先は旦那さんの扶養で収入制限があったり、お子さんのために頻繁に休む必要があったりする先輩たちが契約以上に頑張らざるを得ない状況だった職場その1。

合間に、ご高齢の方が一人で頑張ってこられた職場その2の応援。

私が入ることで、皆さんのお休みを増やすことができ助かるというお話でした。

ゼロから覚える業務で、先輩たちや上司、様々な立場の人たちの都合に翻弄されながらも乗り越えて、ここ数ヶ月でやっと少しだけ自信もついて心身も安定してきていました。

 

ところが。もう先輩方のお子様たちも大きくなり、今後はこれまでのようにたくさん休む必要がなくなったとか。そして、私の頑張りは認めつつも先輩たちのコンビのようにはうまく進まないと言われているのもあって…(って、そりゃそうですよ!何年も一緒に仕事されて阿吽の呼吸で成り立っている先輩たちに比べたら、至らない点が多々あるのは自分が一番よくわかっています)。

次期のシフトからは元どおり先輩たちを主に、休みの日だけ私が入るという話になりました。

職場その2も、ゆくゆくは私を主にする方針らしいですが、まだまだご退職するつもりが無いそうで(定年が無いのです)、1と2の勤務だけでは私の勤務日数が大幅に不足します。

 

そこで、職場その3が次から加わることに。

これは一年前にしていた業務と同じなのでそれほどストレスは無いですが、初めて行く建物なので、まずは建物の中で迷子にならないようにするのが大変かな…ちょっと方向音痴なので。

昨日は顔出し・挨拶だけ行って、一年前の制服を久々に着用。懐かしい。しみじみ。

 

不器用だから、毎日腰を落ち着けて同じ仕事をコツコツするのが以前の自分には理想でした。ルーティーンワークによって小さな異常にも気づきやすく、自信や誇りも持つことができますから、あちこち振り回されるのってなんだかなぁ、と思わなくもありません。

しかし一年前、長く働けそうだった楽しい職場が急に終わってしまうことになったとき、永遠など無いと悟りましたし、自分の居場所を作らない、求めないようになった気がします。

(これが、コミュニケーション障害っぽく映ってしまったかな。)

 

1の先輩たちには、嫌なら断れば?とか、意思をハッキリ伝えないと!とか色々言われましたが、特に不満も強い希望も無いんだよなぁ…。

勝手な人たちだとも思う、あんたたちのせいで私は振り回されているんだ、とも思うけれど、仕事はカンペキにこなすし、きちんと指導してくれるし、自分の権利を守れる強い人たちなので尊敬してしまいます。

 

また今後、何が起きるかわからない。都合の良い現場を紹介してもらえる可能性もある。こだわらずに、いましばらく流れに身を任せ「いてくれて助かる」存在になりたいなと思っています。