詩の部屋

詩の部屋

詩を書いています。童話の部屋もよろしく
(童話の部屋 http://ameblo.jp/tokkochandesu0)

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鏡の中の
私が笑ってる

心の中の私は
正直だ
晴れマークで
風通しがいい

鏡の中の
私が泣いてる

心の中の私は
沈痛だ
雨マークで
一人で泣かせて


鏡の中の私の
心はうつろい気味
「明日天気になあれ」
と呼びかけて

明日へと祈り
また一日が過ぎていく

人は自分を
可愛がり
時には夢を
見たがるものです
ねえ
こころの私と
握手をしよう

あなたが
そこにいるから
うれしくなれる

星を見ながら
こころ洗われ
自分を好きに
なる喜びは
きっと
あなたと出逢った
笑顔の感謝

ねえ
こころの私と
握手をしよう

あなたが
そこにいるから
やさしくなれる

海を見ながら
おーいと呼びて
私らしさが
戻る気持ちは
きっと
あなたと出逢わせてくれた
神への感謝

それは二人の絆です
祖母は生前
好きだったぎぼしを
裏庭に植えた

ももちゃんは
喜び
毎年咲くのを
楽しみにしていた

ある日
ももちゃんのいとこから
桃色の
花瓶が送られた

ももちゃんは
目を細め
ぎぼしを
生け花にした

「ありがとう、ぎぼしさん」と
亡き祖母の写真を
寝床の机の引き出しに
そっと入れた
君は
とっちゃんの笑顔が好き

写真を撮る
君はとっちゃんの
楽しい顔を
写真に納め
にんまりとする

君は
とっちゃんの笑顔が好き

だから
とっちゃんは優しくなれる
私が
「いただきます
と言えば
「おあがり
と祖母の声
音楽が好きで
死ぬまで先生として
過ごした人

想い出は
蛍のように
輝き
私の瞳に
流れていく

元旦生まれの
祖母にとって
年賀状は
楽しみだったに
ちがいない
雨に濡れる
紫陽花を
見ておれば
どこか楽しげで
愛の言葉を
なげかけているようだ

紫陽花を
魅惑の微笑み
と名付けよう

雨に潤んで
恋しさで
化粧が七変化するようだ

ほら
ももちゃんが
赤い傘をさして
紫陽花に
話しかけている

やさしい心が
紫陽花に
伝わったよ
初めて
心をあげると 
言った人

星を見ながら
嬉しくて
涙ぐむ

何かしら
川は流れて
今につながり

点と点を結び
現在の私へと
バトンをつなぐ

「ありがとう」と
素直な心で
言える人と
お茶を飲んでいた

愛の中で
笑顔がこぼれた
平井堅の
「瞳をとじて」を
テレビ見て

デートの時
カラオケで
歌ってくれた
夫は今
仕事で
どういう雰囲気で
やっているんだろう

私がやれる事
日常で些細な
魔法をかけて
リフレッシュしてもらう事
ももちゃんは
朝顔とお話をする

花の心がわかるかのように
水やりしながら
ニコニコと

「今日はお披露目ね」
と言って
鉢を目立つところに置き
ももちゃんは
うっとりと
陶酔をする

ももちゃんにとって
花はこころの
やすらぎで
友達である
ももちゃんのジャンバーは
ピンク色

お母さんのジャンバーは
ブルー色

色違いのお揃いだ

ももちゃんと
お母さんは
仲よしこよしの
母ありてわれあり
われありて母あり

にっこりと
笑った顔が
ももちゃんと
お母さんの
チャームポイントだ

ももちゃんにとって
ハンバーグのように
世界で一番
好きなお母さん

いつもありがとう