オスモカラーを使った内装工事 | 常盤塗装・TOKIWA LIVING 施工事例集

オスモカラーを使った内装工事

東京都渋谷区初台にあるPetit-bleu というお花屋さんの内装工事の模様です。
オスモカラーを使った作業風景を中心にまとめてみました。

今回は店主自ら作業に参加しています。


現状 壁・天井 クロス(量産品)  約90㎡

    床    モルタルコテ仕上げ(防塵塗装済) 約30㎡




[下地処理]


塗装前の下地処理を中心に頑張ってもらいました。
塗るよりペーパーをかけたり汚れを取り除いたり時間のかかる大事な作業です。



[オスモカラー]


特長として自然の植物油と自然のワックスをベースにした木材保護塗料で、
浸透性に優れ木の呼吸を妨げない自然塗料です。




[唐松]カラマツ


床材には、唐松材を使用いたしました。
唐松材にはヤニや節の問題があり精度を要するものには向きませんが

今回はお花屋さんという事もあり、精度よりも風合いや調湿機能を

考えて採用させていただきました。(住宅の内装には不向きかもしれません)

オーク、ウォルナット、エボニーの三色で試し塗りを行いましたが、

吸い込みが激しく、木の目の面白さが生かせないことから

着色はしないでクリアー仕上げに決まりました。



固めの刷毛やオスモワイドブラシを使用して木目に沿って

すり込むように塗装します。
塗装の失敗例のほとんどが塗りすぎによる斑や乾燥不良です。

また乾燥時間も長く1日と考えてもらってよいでしょう。

塗りすぎた塗料はウエスなどで拭き取ります。
拭き取りに使用したウエスは自然発火の恐れがありますので

十分に水につけて処分するか、直ぐに焼却処分してください。

詳しい施工方法は
常盤塗装HP自然塗料 の項目をご覧下さい。




今回は店主自ら刷毛をとり参加し汗を流しました。
満足度は100%以上のものになったでしょう。

DIYをお考えの方に、すべて自分で行うのではなく専門化のアドバイスを

受けながら、楽しむことをメインに考えてみてはどうでしょうか?

よく、DIYのブログなどを見るとこれだけ安くできました。と書いてありますが、
材料費など専門家から見れば決して安くありません。
(でも中にはよくここまでと思うものもありますが)
職人さんに対抗するのではなく、思いっきり楽しみましょう。
一度経験すれば職人さんの苦労もわかります。




光の加減や飾られる花の色によっても表情が変わってきます。
最近では無垢材も減ってきていますが、やっぱり自然のものが落ち着きます。
斑が気になるというお客様もいらっしゃいますが、そこが自然の風合いの

面白いところです。



開店から半年たち床の色も深見をましました。

クリスマスリースにキャンドル多肉植物との組み合わせが大好評でした。



壁のクロスは量産品で面白みがないことから、白く塗装することに
白といってもたくさんの色があります。
HIP見本帳よりメインカラーは「Floral White」に決まりました。
白そのものより黄色味があるほうが明るく感じられます。



ほかに余った床材などを使って店主が作ったカウンターの塗装も行いました。
お店全体の雰囲気がナチュラルな感じなのでアクセントとなるよう

濃い色を選びました。(水性クリアー仕上げ)

なかなかよく出来上がっています。


お近くの方は是非足を運んでみてください。


Petit Bleu

東京都渋谷区初台2-28-13プリンセスコート1F
Tel&Fax 03-3375-9737

初台駅を初台2丁目方面(オペラシティーと逆)に出て
甲州街道を背にして商店街を徒歩10分!左側です!

http://petit-bleu.net/


木工事、設備工事は東京都稲城市にある翼 建設さんにご協力いただきました。

今回の施工事例では、写真にもこだわってみました。

いつも出来上がった写真を見ると未熟さがよくわかります。
これからの課題です。




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