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ときわ通信【ブログ版】京都太秦常盤局

読者参加型ミニコミブログ開局‼

京都太秦・常盤を中心に
様々な情報や出来事を発信するブログ
また、地域情報や出来事を掲載した
ミニコミ紙も発行しています。

2013 1.19
jazz live @Music Cafe SOEN

『cumomo』

 

ときわ通信です。

今回は大人の雰囲気を味わえる素敵なお知らせです。

ブログタイトルにあるように

Music Cafe SOENへ

ジャズライブへ行ってきました。

私はジャズライブへは今回が人生で初めての体験で、それまでは渋くてどこかちょっと立ち寄りがたいなあ~なんてイメージを持っていました。

ですがそんなイメージも一気に吹き飛び、気付けばすっかり場のムードに揺られていました。

「こんなにもしっとりしているなんて。また来てみたい」

cafeを出る頃にはそんな気持ちになっていました。

とても素敵なひと時を過ごせました。

―――――――――――

さてライブ演奏を務めるのは

『cumomo』
百合子 (Vo) 北脇久士 (Gt)

京都を中心に関西でライブ活動されてます。

ギタリストの北脇さん
 

京都中心に関西でLive活動・レッスンをされてます。
オリジナル曲も演奏します。


ヴォーカルの百合子さん
 

京都を中心に関西で活動中。


お二人ともジャズをベースとしながらも、ジャンルにはとらわれずマルチに活動されています。

――――――――――

曲もたっぷり12曲+encore1曲の全13曲を演奏。

Sentimental Journey、
My Ship や Tennessee Waltz、
日曜洋画劇場エンディングにも使われたSo In Loveなど名曲ぞろい。

こちらがセットリストです。
1. Sentimental Journey
2. Left Alone
3. Lovin' You
4. Alice In Wonderland
5. My Ship
6. It Don't Mean A Thing

2nd

1. Honeysuckle Rose
2. The Gift(Recado Bossa)
3. I Didn't Know What Time It Was
4. Tennessee Waltz
5. Cherokee
6. So In Love
アンコール
On The Sunnyside Of The Street

『cumomo』のお二人ともとても楽しそうに演奏され、それがそのまま会場全体を包み込んでいました。
ギターソロもお見事!ギターが生き物のようでした!

歌声も大人の雰囲気を十分に味わえました!

時間に追われるこの現代の心のオアシスといえば大袈裟かも知れませんが、ちょっと立ち止まって一息ついたり、音楽を聴いて疲れた心を癒してみてはいかがでしょうか。


以下、北脇さんよりメッセージを載せています。


「演奏したSOENさんはマスターの暖かい人柄が溢れているアットホームなお店で、元々僕がジャズを始めたキッカケの一つになったお店なんです。

マスター自身もギターがとてもお好きでギターの腕前も素晴らしく、ライブ後には運が良かければマスターが弾くギターが聞けたりします。

ジャズというと先入観からか難しく感じている方も多いかと思いますが、SOENさんの様に気軽に入れるお店で一度ふれてもらうとイメージが変わるかもしれません。

実際に僕もそうでしたから。

そしてもっともっとジャズやライブに聞きに行く事が身近になれば、そしてまたそういうキッカケに自分たちもなれれば嬉しいです。」

『cumomo』

北脇 久士(Gt)
http://blog.goo.ne.jp/ricky224

http://hisashi-guitar.jimdo.com/

レッスン、演奏依頼も承ります。
詳しくは上記のホームページへアクセスお願いします。

百合子(Vo)

http://blog.goo.ne.jp/yuriko-yururi


Music Cafe SOEN

http://www.geocities.co.jp/musiccafesoen/


『cumomo』今後の日程

2013.2.23 @Music Cafe SOEN

 
 
 
 
 
 
end

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<お詫び>

ときわ通信をお読みいただいている方へ。
この度2013年1月号に掲載されている短編小説「私のランウェイ 第3話」ですが、こちらの確認ミスで第2話を未掲載のまま第3話を掲載してしまいました。
深く反省し、またこの場をお借りしましてお詫び申し上げます。
大変申し訳ございません。
なお未掲載分(第2話)に関しましては、
次号2013年2月号に第4話も加えて掲載いたします。
ブログ版では2話、3話をアップいたします。


ときわ通信1月号を本日発行いたしました。

主なラインナップは

・新年のごあいさつ
 北野天満宮での初詣

・嵐山花灯路
 映像アートD-KLIVE~法輪寺~

短編小説「私のランウェイ」第3話
 ※第2話はこちら

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彩花はモデルになるために瑞希の雑誌から応募した。その後、モデルになったら何をしようと想像を膨らませ、とても楽しい時間を過ごした。

そしてしばらくして通知が届いた。

 

モデルの選考結果が届いて数日がたった。彩花はここ最近ずっと不機嫌でいる。どこにも遊びに行かなくなった。瑞希から取った雑誌も見なくなった。彩花がもやもやとした晴れない気持ちを抱えた中、瑞希が部屋に入ってきた。


「相変わらず汚い部屋ね。少しくらい整理整頓したら」


 瑞希は机の上の教科書やプリントを淡々と片付ける。突如、部屋の端でうつむいていた彩花がくしゃくしゃに丸めた紙を思いっきり瑞希に投げつけてきた。瑞希は何事もなかったかのようにそのまま紙を机の上に置いた。


「あ、こんな所にあったし」

 
 瑞希は彩花が持っていったファッション雑誌を見つけた。瑞希はそれを膝を抱えてうずくまっている彩花の頭にポンと軽く乗せ、何も言わずに部屋を出た。


「はぁ……」

 
 瑞希はため息をつきながらとぼとぼと歩く。彩花に不合格の通知が届いてから家の中の空気が重くなっていて、瑞希は妹にどう接したらいいか分からなかった。瑞希は表面上はいつも通りの冷静を取り繕っていた。だが、内心は、励ました方がいいのだろうかとか、関わらないでそっとしておいた方がいいのかといった事を考えていて、結構疲れていた。


 へとへとになりながら、瑞希は自分の部屋に入り、元々、雑誌が置いてあった場所にそれを戻した。瑞希はベッドの上で大の字になって、自分を落ち着かせようと深呼吸をした。それだけでは瑞希の頭の中は完全にすっきりしなかったが多少は落ち着いてきた。


「ああ、そうか」

 
 少し落ち着いたおかげか瑞希はこの状況を打破できそうな何かを考え付いた。

 

 

「ふぅ、今日は天気がいいわね」

 
 休日の朝、瑞希はカーテンを開け日の光を浴びた。瑞希はそのまま彩花を起こすために、彩花の部屋へ向かった。


「朝よ、早く起きなさい」

 
 瑞希は彩花に声をかけるが、彩花からの返事はなかった。彩花のその反応に少しイライラとした瑞希は、


「いつまで落ち込んでいるのよ。モデルになるって言ってたけど、所詮その程度の気持ちだったのかしら」

 
 と、強めの口調で言い、布団を引っ張ろうとした。しかし、瑞希のその言葉に瞬時に反応した彩花は、勢い良く布団から飛び出して大声で叫んだ。


「瑞希姉ちゃんにはどうせあたしの気持ちなんて分からないんだ
!


「あっそう、だったら雑誌、全部捨ててもいいわよね
?


「勝手にすればいいじゃん
!


 目を真っ赤に腫らした彩花が瑞希を睨みつけた。しかし、瑞希は彩花に目を向けず、いつも通り冷静に、でも少しだけ怒りながら彩花の部屋から出ていった。

(つづく)


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 小学生の彩花はテレビで見たファッションショーに憧れを抱き、モデルになろうと思った。そして姉のファッション雑誌を奪い、それを見ようとしている。


彩花は自分の部屋で雑誌を広げた。


「うわー、あたしと同じくらいの年の子がこんな服着てるのか。あたしも着たいな」


 
雑誌は流行を意識して作られているが、彩花はそんな事には関心がなく、様々なポーズを決めているモデル達をひたすら見ていた。そして、モデルの応募のページを開いてみた。


「ん、写真選考なのか」


 彩花は写真ならうまくいくかもしれないと思った。彩花の中に根拠のない自信がわいてきた。わくわくと楽しそうに応募用紙を見て記入しようといたら、部屋のドアを叩く音が聞こえた。瑞希が部屋に入ってきた。


何してるの」


「見れば分かるだろ」


 そう言い彩花はキラキラと目を輝かせ応募用紙を瑞希に見せつけた。


「まぁ、せいぜい頑張りなさい」


 彩花は瑞希の言い方にむっとしたが、それよりもフワフワとした楽しい気持ちが勝っていたので、瑞希の方を向いてにかっと笑った。瑞希は雑誌をチラッと見て部屋を出て行った。


 翌日、彩花は応募用紙をうきうきした気持ちでポストに入れた。


 「あ、これと似たような服持ってる」


 彩花は雑誌をその場に置いて、自分の部屋のクローゼットを開けた。そこから、彩花は無我夢中で服を引っ張りだした。雑誌に載っていた服と同じような服が絶対にあったはずだと彩花は一生懸命に探す。そんな事をしていると、いつのまにか部屋が服で散らかっていた。しかし、彩花は後で片付ければいいやと服を探し続けた。


「あ、あった! コレだよ、コレ。」

 服を見つけ、彩花は素早く着替えた。そして、彩花は部屋に散らかった服を元に戻さず、部屋を出た。彩花は何を思ったのか、廊下を楽しそうに歩き、ときどき右や左を向いて笑顔で手を振っていた。どうも、彩花はファッションショーのステージに立ったつもりのようだ。彩花はすっかり自分の世界に入り込んでいった。


「うわっ!


彩花は後ろからいきなり頭を叩かれた。


「あんた、何してるの……」


 
洗濯物を取り込んできた瑞希だった。瑞希はそれを彩花の部屋まで持っていくつもりだったが、彩花が廊下で何か変な事をしているのが気になったので声をかけてみた。


「せっかく、楽しかったのになぁ」


意味わかんない。まぁいいわ」


「あーあ、ステージが」


 自分の世界から現実に引き戻された彩花はとてもがっかりした。瑞希はそんな彩花をややこしい事に巻き込まれたくないと無視し、彩花の部屋に入った。


「……彩花、後でちゃんと服を片付けておきなさいよ」


 瑞希が鋭い目つきで彩花を見た。彩花は蛇に睨まれた蛙のようにぴたりと動かなかった。

(続く)

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ときわ通信です。

幻想的な時間旅行をしてきました。

法輪寺ライトアップ。ここは十三まいりで知られていますね。


 
改めましてときわ通信です。

先日、京都嵐山花灯路へ行ってきました。皆さんも行かれましたか?

この花灯路は、日没後の嵐山界隈を楽しめるように観光スポットを中心にライトアップがなされています。日中の明るい時間帯とは違った雰囲気の嵐山に、訪れた人々は新たな発見が出来たのではないでしょうか。

取材したいポイントはたくさんあったのですが、今回私は法輪寺のライトアップを選びました。

その法輪寺を選んだ理由は、他所とは一味違った要素があったからです。

それが、デジタルアーティスト長谷川章氏によるデジタル掛け軸、D-K LIVEです。

法輪寺のお堂や塔などをスクリーンに見たて、そこへ長谷川章氏が手がけたデジタルアートを投影するというものです。

それが何とも幻想的で、ひとたびその空間に入れば、どこか違う世界へ飛ばされたかのような気持ちになります。

 
階段の先には・・・


宇宙船が・・・・いや、お堂が。












 
 
どんどん柄が変わっていきます。

その様子はまるでタイムトンネルに入って時間移動をしているかのようでした。 
    
私がここを選んだもう一つの理由がこの「時間移動」にあります。

お寺と言う過去から代々受け継がれてきたもの、それが現在へつながり、この様な幻想的かつ近未来的な雰囲気を重ねることで、過去から現在、そして未来への時間の流れを感じ取ることが出来ました。

また、それと同時に過去現在未来が折り重なり、混沌とした空間にもなっているのだと感じました。

併せてこんな言葉も

諸行無常の響きあり・・・・・

もしかしたらそれは、急速に発展してきた現代社会への氏からの問いかけではないでしょうか。

ではその他の写真をアップいたします。

 






 
 



階段左側にそびえる塔



 
 




 


パノラマです。
 


何かを考えさせられる、そんな場所でした。

帰りは渡月橋で。



 

綺麗でした。

嵐山花灯路は12/17(月)まで。

詳しくは京都・花灯路をご覧ください。


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