こんにちは

宇都宮市西川田町ときわ「ときわ整骨院」 大越千春です。




今日は

肩関節周囲炎

についてご紹介したいと思います。




肩関節周囲炎と聞いてみなさんはピンときますか?


「五十肩」と言われた方が分かりやすいかもしれません。


肩関節周囲炎とは、関節を構成する骨、軟骨、靱帯や腱などが老化(変性)して


肩関節の周囲組織に炎症が起きることが、主な原因と考えられています。


炎症が起こる場所としては、

肩関節の動きをよくする袋「肩峰下滑液包」(けんぽうかかつえきほう)


関節を包む袋「関節包」(かんせつほう)


肩の筋肉が上腕骨頭に付くところ「腱板」(けんばん)


腕の筋肉が肩甲骨に付くところ「上腕二頭筋長頭腱」(じょうわんにとうきんちょうとうけん)

などがあります。


肩峰下滑液包や関節包が癒着すると、さらに肩の動きが悪くなります。


それにより拘縮または凍結してしまった肩のこと(可動域制限がみられます)を「フローズン ショルダー」ともいいます。





今回は70代女性の方です。

社交ダンスを習っていて発表会にむけて練習時間が増えたことにより右肩関節を負傷し、痛みを訴え来院されました。

初検時、洋服の着脱や家事の最中の痛み(運動時痛)がみられていました。



こちらが患側(右肩関節)です。

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肩全体、特に前方(写真向かって右側)がぼわっと腫れているのがわかります。


こちらは健側(左肩関節)です。

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肩峰がくっきりとわかります。


上の2枚を比べると患側(右肩関節)が腫れているのがわかりますね。



こちらは後ろからのお写真です。


1109



右肩関節には熱感・圧痛もありました。


マッサージ後、電気治療と超音波を行ない、痛みが強い場合は腕の重さも負担になることが

ありますので「負担軽減」「腫脹軽減」を図るためにさらし包帯で固定しました。


多少、日常生活において不便なところはあるかと思いますが、患者様ご本人も発表会には出たいとのことで固定をすることになりました。



次回も肩関節周囲炎 固定後 をご紹介いたしますニコニコ







■ 12月診療案内 ■
○ 休診日 ○ 
2日(水) 9日(水) 16日(水) 31日(木) 日曜午後
 
12日()は午前は通常診療で午後は完全予約制となります。
23日()は午前のみ診療いたします。
30日(水)は午前午後とも診療いたします。

年末年始のお休みは31日(木)から1月4日(月)までとなります。


■ときわ整骨院■

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