倒産法改正150の検討課題/きんざい
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債権法改正の記事が書けずにいますが、執筆した本の宣伝です。
全国倒産処理弁護士ネットワーク編「倒産法改正150の検討課題」(きんざい、2014年11月)で、執筆の機会を頂きました。
「全国倒産処理弁護士ネットワーク」(通称「全倒ネット」)は、全国の倒産処理を扱う弁護士の情報交換等のための任意団体です。
私も会員で、以前、私が編集に携わった「会社更生の実務Q&A120問」も、全倒ネットによるものです。
毎年1冊づつ本を出版しており、今回のテーマは「倒産法改正」。
本の内容としては、何か新しいことというよりも、現在まで議論されている倒産法改正の議論の論点を網羅的に取り上げて、コンパクトな解説がついている本です。
近年、にわかに倒産法改正議論が、弁護士会を主体として活発化していますが、今回の本もその流れに沿ったものです。
倒産法を扱う弁護士でないと、なかなか馴染みにくいテーマかとも思いますが、倒産法改正が必要だと感じるということは、倒産法の各条文を事案に適用するにあたって、何がしかの実務上の問題点があるということですので、現在の倒産実務の最新の問題点についても触れられるかも知れません。