贈り物こないだ誕生日を迎えた母にボールペンをあげた。携帯メールが使えない母は、ことあるごとに手書きの手紙を送ってくれる。3年ほど前から、一念発起して通信教育の大学まで行き出した。そこでも、沢山のレポートを書いて提出している様子。凄まじいバイタリティー。いい万年筆をよく使っていた親父とは違い、いつも質素なペンを使っていた母。書き物も多いだろうし、奮発して買ってみた。「使いやすい!」電話の向こうで、弾む声の母に親孝行できる幸せを感じる。