たびたびブログでアナウンスしていた、映画「のぼうの城」 ですが、東日本大震災の被災者の方たちの心情に配慮して公開を延期する事になりました。
【朝日新聞 2011年4月23日(土)朝刊記事】
行田市の忍城(おしじょう)を舞台にしたベストセラー小説が原作の映画「のぼうの城」の公開予定が、今年9月から1年ほど先延ばしされる事になった。
城の「水攻め」シーンがあり、「東日本大震災の被害者らの心情に配慮した」という。ただ、地元では全国にアピールするチャンスと映画公開に期待を寄せていただけに、戸惑いもあるようだ。
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この映画は史実をもとにしたフィクション映画ですが、石田三成軍が城の水攻め を行なった場面が再現されており、今年9月の公開は不適当と判断したようです。
当然といえば当然の対応だと思います (-ω-`)
とはいえ映画関係者はもちろん、行田市 もPRに相当力を入れていたので、複雑な想いでしょう。
しかしここは、また1年間、行田市を売り出す機会が増えたと思えば無駄ではないハズ。
忍城おもてなし甲冑隊
のみなさんも引き続き活躍できそうですし。
石田三成 が行なった忍城(おしじょう) の水攻めは史実であり、現在もその遺構が残されています。
天正18年(1590年)に三成は成田氏 の居城である忍城を攻略する際、北の利根川から南の荒川までの間を堤で結び、川の水を引き込んで水攻めを行ないました。
その際に作られたのが石田堤(いしだづつみ) とよばれ、その一部は現在も確認できます。
もし興味をお持ちの方はこちら をご覧ください。
当時そのままに残された堤や復元整備された公園など、現地レポートがあります (-ω-`)