階段を上り下りすると、腿に痛みが走ります。

なぜ?

そう言えば、岸和田城の1階から3階までを上り下りしたのでした。

(ただし、ほんの数回ですが。)



先日「五風荘にてひな人形が公開される」と書きましたが、

このお雛様たちを見せてもらいに伺ったのでした。



    

 

我が家には、立派な七段のひな飾りがあります。

愛媛のおばあちゃんが長女のわたしに買ってくれた大切なものです。

とは言え、マンション住まいで、子供が増えたり、

その子たちが成長するにつれ、飾るスペースは減っていき、

ここ数年は、お内裏様とお雛様のみに登場して頂いている現状です。とほほ。



    



岸和田城3階の保管場所から1階のお部屋まで、

数点の箱を3人がかりで運びました。

そんなに重くはないはずの箱も、大変貴重な文化財だと思うと、

過大な緊張がプラスされ、ずっしりと重く感じるのでした。







まず、主役のお雛さまとお内裏様を拝見。

ときは大正の頃、

岡部長景当主のお嬢さんかお孫さんのものだということですが、

保存状態が大変よく、お姿うつくしいままで、着物の色も鮮やかなままで、

感動しました。





「だぁ~れだ。」「藤原紀香さん!!」



  

いやぁ~!! えらい若々しい美男子さんですなぁ~。





笛を持つこのお方。

近くで拝見すると、歯がちゃぁ~んと生えておられて、

なにやら玲音には怖かったのですが、W氏はかわいい!とおっしゃる。





映画「チャイルドプレイ」のチャッキー人形を思い出すのですが…。





失礼しすぎましたでしょうか。

ごめんなさいね。



扇を持たせたり、帽子を被せたり、

ちまちました小道具を人形に持たせたりするこの行為は、

大昔から続く女の子が大好きな遊び。

元祖お人形さんごっこ!! ですね。



みごとな花車です!!

お花は繊細なものですが、紙で作られているように見えました。

これは、他のお道具もどんなものか楽しみです。





今の時代、ひな人形を自分の家に飾れない場合、

毎年どこかに拝見しに行く!!

このスタイルもよいものかもしれません。



岸和田藩主岡部家世系

長盛(ながもり)→宜勝(のぶかつ)(初代)→行隆(ゆきたか)

→長泰(ながやす)→長敬(ながたか)→長著(ながあきら)

→長住(ながすけ)→長修(ながなお)→長備(ながとも)

→長慎(ながちか)→長和(ながより)→長發(ながゆき)

→長寛(ながひろ)→長職(ながもと)→長景(ながかげ)

→長衡(ながひら)→長忠(ながただ)(当代)




人形展については、こちらをご覧下さい。

「城下町岸和田のひな人形展」 クリック