※5月14日に船上から望見した野々島のようすです
南から押し寄せた大津波をまともに受け止めた集落の被害は大きかったが、
自治会が機敏に動いて体の不自由な老人たちを第一に避難させ、
幸いにして寒風沢島のような人的被害はなかったという。
しかし、港周辺に出現した大きな空間を見ると今後が思いやられる。
小中学生がいる寒風沢島、野々島、桂島には、それぞれ高台に
小学校(寒風沢・桂)と中学校(野々)があり避難所として活躍することとなった。
津波が多い土地柄、意識して高台に建てた学校が、想定通り役に立っていた。
海蝕崖の崩落は、津波によるものか地震によるものかは分からない。