働きながら司法試験の勉強をするのは、なかなか大変でした。
税理士という仕事の性質上、働く時間は割とコントロールできた。
それでもロースクールの授業に出席する事が自体が大変だった。
ある決まった時間に必ず一定の場所に行かないといけないという状況では、今までのように効率的にスケジュール管理をすることがやりにくくなる。
そのため、仕事にかける時間も少し増えてしまう。
また、私は、大学は、法学部ではなく法律の素人であったため、授業の前の予習もかなりの時間必要であった。(ただ予習の時間はあまり取れてなかった)
仕事の量を減らす事がロースクール1年、2年生のときの1番の課題となった。
事務所のスタッフを増やしたりして対応したが、その瞬間さらに仕事が忙しくなったりしてさらに大変でした。
ロースクール1年、2年のときは、授業にもなんとか出席して期末テストもなんとかクリアしてました。
授業中は、法律の素人かつ予習不足から当てられるのが嫌でした。(でも当てられるけど)
不勉強な状態で授業に出席していたため、当時の先生には失礼なことをしてしまいました。
そんなこんなでロースクール3年から徐々に仕事の時間を減らすことに成功したので勉強時間も確保できるようになっていった。
ただ、自分の仕事量をゼロにすることは最後まで出来なかった。
ロースクール卒業後にはさらに勉強時間が確保できるようになった。
事務所のスタッフのみんなや顧問先の社長もみんな私が勉強してたのを知っていたので、勉強できるように色々協力してくれました。
非常に感謝です!
私は経営者ということもあり、勉強時間の確保がある程度作れました。
会社員や公務員の方は、さらに時間をコントロールするのが難しいように思います。
それでも過去うちのロースクールでも合格者は出ています。
その方々に比べると私はまだ恵まれている方なのでローでは愚痴は、一回も言ったことはありません。(まあ自分の好きでやってるのでそもそも不満は無いけど)
ロースクールに入学してから合格まで7年かかりました。
合格通知を見た時は、これで短答式試験の勉強をもうしなくていいと心から嬉しく思いました。
長くなったのでこれくらいで・・