『最遊記歌劇伝 - Dead or Alive - 』
だいぶ時間が経ってしまいましたが…
初日と22日昼の回を観に行って参りました!
ネタバレしますのでご注意お願いいたしますー。
それから、原作ファン目線ですので、だいぶだいぶ辛口になると思います。
併せてご注意願いますー。
というわけで、今回はあまり日を空けずに2回観に行って参りました。
…わかってたけどさ。
あいつはかけらも成長してないんだな。
「使うんじゃないかなー」
と思っていたら、やっぱり使っていましたね客席の通路を出ハケに。
唐橋さんかっこよすぎる!!
冒頭の長ゼリの唐橋さんのかっこよさと言ったら。
私、このシーンを観るためだけにチケット代払ったのかと思った(むしろそれでも良かった
今回、照明に新たな演出。
緑のレーザービームみたいなのあるじゃないですか。
あれを使っていました!
一幕の最後で、清一色がそのビームに向かって妙な動きをしながら歩いて行くんですけど(笑)、その演出はすごく好きでした。
妖しい感じが出ててかっこいい!
あとは、八戒の気功でこのビームを使ってあげたのは本当に良かったなと。
だって、載寧の八戒だと気功やっても手から何にも出ている気がしないんですもの。
すごい人がやれば、効果なんてなくてもなんか出てるように見えるんですけどねー。
今回はビームがあったので、八戒の気功が間抜けにならなくて本当に良かったと思いました。
音楽も、前回に比べてジャンルが多様化していて良かったです。
前回は酷かったからな…。
「その曲何回歌うんだよ」って何度思ったことか。
悟空のソロ曲がかわいかったですね。
しかし…一行の曲がほとんどないのは良いのかしら。
一応主人公たちですけども。
でも、アンサンブルの曲はあったという面白い感じ(笑)。
で、まぁその代わりというかなんというか、紅のソロは3曲くらいあった気がします。
なんていうかね、もう…『紅孩児歌劇伝』で良いんじゃないかなって。
博士のソロがなくなったのがショックでなりません。
堀池さんにも歌わせてあげてよーっていうか私が聴きたいのよー!
でもでも、今回は独角も歌ってて安心しました。
前回は扱い酷かったですからね。
悟浄との曲はミュージカルっぽかったし、よかった!!
殺陣もよくなってましたね!
前回は”振り付けとしてのアクション”て感じでしたが、今回はちゃんとアクションしていたのでスピードがあって、ちゃんと殺陣として見れるものになっていました。
…殺陣指導に清水順二さん呼べないのかなーとかちょっと思ったり。
そんでアンサンブルで一緒に出ないかなーとか思ったり(笑)。
しっかし…一幕のいらなさには驚きました。
え、あれいらないでしょ?
どうしてこの歌劇伝というミュージカルは、余計な話を入れたがるのでしょう。
清一色の話だけでいいじゃないか!
どうしてサソリの話を入れたのかが全くわかりません。
第三弾で悟空の成長でも描くのか?
余計な事をするから山が分散してつまらなくなるんですよね。
今回も紅の話とか清一色の話とか山がたくさんあるから
「え?まだ終わりじゃないの?」
って3回くらい思いましたし、ひとつひとつ、それぞれの物語の終焉に向けて演出を盛り上げるから、差がなくてどこを一番見せたかったのかがわかりませんでした。
いいから、せめて山場をひとつに絞って欲しかった…
脚本の時点で、ちゃんとストーリーをひとつに絞って欲しいですね。
今回脚本を担当している毛利さんは完全に芝居の人だし、津山さんはどうやらBLの人らしいし。
もっと原作の最遊記を好きな人に脚本を書いて欲しいです!
次はザクロあたりの話でもやるのかなーってところで終わりましたし、次こそなんとか脚本頑張っていただいて。
更には演出も頑張っていただいて。
出演者の方々にも引き続き頑張っていただいて。
載寧にはそろそろ努力をしていただいて。
なんとかね、面白いものにして欲しいと思う次第です。
そいでは役者陣の感想へー。
▽鈴木拡樹
拡樹は頑張るので好きです。
てゆーか彼は歌が上手くなりましたね!
ビックリしました!!
ビブラートが活かされてる…なんだかちょっと感動しました。
ちょっと怒鳴る演技が目立つので、そこのバリエーションを増やせばもっと素敵な役者になるはず!
拡樹は応援したくなる役者ですね。
細いところとか、本当に三蔵みたいだし。
▽椎名鯛造
本当に…たいぞーはちょっとかわいすぎると思う。
なぜだか悟空にはソロがありましたね。
なんで悟空だけ…?
あの曲かわいくて好きでした!
たいぞーは演技がわがままで…台詞がない時に目立ちすぎだから!!(笑)
あの広さで”悟空”というキャラクターだから良いけど、小屋芝居とか他の役だったらうざったいんだろうなぁと思います。
もう少し周りを見ることができると良いのに…!
でも、たいぞーの悟空はかわいいので好きです。
彼を見ているとナルシストな感じがバンバン伝わってくるけども(笑)。
▽丸山敦史
好きなんだもん丸山君(いきなりそれか
いやー、もう…テラ平田(笑)。
本当に、何度アニメを見たのでしょう。
彼の努力を思うだけでファンになります。
喋り方は平っちゃんだし、歩き方とか走り出し方は峰倉さんの描く悟浄そのものだし、本当にすごいなーと思います。
ファンていうかね、もうむしろ私は彼を尊敬しています。
アドリブでもミスでもキャラ保てるし、ちゃんと周りを見て演技しているし。
ぜひぜひ他の演技も見てみたいです。
他の舞台に出るようなことがあったら、観に行っちゃうんだろうなー。
▽載寧龍二
あなたを見ていると、本当に勉強になります。
▽小野田龍之介
小野田君かわいいなーさすが最年少だよなー。
たいぞーはかわいこぶってて、でもそこもウザかわいいって感じですが、小野田君は本当に弟みたいでかわいいですよね。
しかし、最年少とは思えないほどの堂々たる演技。
そして相変わらず歌上手すぎて一人浮いています(笑)。
でも今回”振付”じゃなくちゃんと”アクション”になったから、立ち回りはそんなに違和感無かったですね。
バック転をやってのけるたいぞーよりも身軽に見えてしまったのは内緒(笑)。
リアルに『紅孩児歌劇伝』を希望したいです。
▽上野亮
とりあえず。
歌えて良かったねーーー!!!!
と、激しく思った今公演でした。
悟浄とのデュエットだけども。
でも!
それでも!!
今回はちゃんとストーリー的にも必要なキャラになっていたし(でもそのストーリー自体は舞台に必要なかったけど)、安心しました。
しかし、丸山君に色気がありすぎて上野君が全く年上に見えません。
いいのか?これ…
▽唐橋充
どうしてソロをなくしてしまったのだぁぁぁぁ!!!!!!
欲しかった…ソロを歌って欲しかった…。
初っ端から唐橋さんかっこよすぎです。
始終かっこよすぎです。
26日は林君との絡みでミスってましたがそんなんかわいすぎて駄目でした(私が
「この黄色いのは何?」
と進めなければいけないところを、
「この金髪は何?」
と、自ら答えを言ってしまったり。
せっかくホワイトボードを片しに一旦ハケたのに、ペン持ったまま出てきて「これも片すんだった」と堂々と袖に投げるし。
26日の唐橋さんは、冒頭の長ゼリをかまなかったのが不思議なくらいゆるかったです(笑)。
他の役者はそうでもなかったのに、一人だけ中だるみしてましたねー。
かわいかったから良いんですけどね!
それにしても、髪の毛伸びたなー唐橋さん。
▽RYOHEY
前回よりも色気が増しててかわいかった…!
歌も上手くなって、菩薩ちゃん大好きです。
しかし…前回から気になっていましたが、タイツ厚すぎません?
毛剃ってストッキング穿くくらいに出来ないのかなー他の仕事的に無理なのかなー。
横の線が気になりますよね。
今回はオカマキャラもいたので、天界と下界の色物色気対決みたいだなーと一人でニヤニヤしてました(笑)。
RYOHEY君は本当に美人だなー。
ブロマイドのキャラ写は美人すぎてビックリしました。
▽堀池直毅
髭を乙女が髪の毛をいじるみたいにいじって遊ぶなー!!(笑)
堀池さんは、ソロパートがありません。
歌って…社中ファンのために歌って…。
あの、一人だけ完全に役者な発声の歌がすごく好きなのに…さすが小屋役者って感じで(笑)。
でも、麻雀のシーンは面白かったですね!
てゆーかかわいかった!!
あの驚いた感じの声どっから出したの?(笑)
二郎神な堀池さんはかわいくて大好きです!
▽中村龍介
…関係ないけど今回名前に”龍”って付く人多すぎません?
裏チラ見たときに「あぁ、この人なら清一色に合いそう」と思いました。
実際事前にチェックしておいたキャラ写も清一色っぽいし、一幕はちょっとダンスシーン長いかなーと思いつつも曲調・ダンス・本人の持つ雰囲気が合わさってすごく良い演出だなーと。
思っていたのに…
期待が過剰すぎたのでしょうか。
演技も歌も残念だった…立ってるだけなら完璧だったのに…。
かつぜつが悪いというよりは先天的な舌足らずという感じで、、、
せっかくのああいう気持ち悪いキャラクターなんだから、それを活かす手もあったのになぁと思いました。
「違うんだよ!清一色はもっといやらしい嫌味ったらしい喋り方をするんだよ!」
と思いながら観ていました。
あんなに早口にならなくてもいいのになーもっと余裕を見せるべきだと思うんだけどなー。
載寧とかいう人が(キャラを考えずに)早口なので、この二人のシーンは大変なことになっていましたね(笑)。
殺陣にブレイクダンスをいれたのは失敗じゃないかと…「え、今攻撃出来るんじゃない?」って思ってしまうので。
うーん…がんばれ!(笑)
▽アンサンブルの皆さん
「今回アンサンブル変わっちゃったのかー」
と最初は残念だったのですが、今回の方が動きがあっていたりして芝居的には変わって良かったと思います。
オカマちゃん(関川さん)がかわいくてかわいくて…。
てゆーか歌上手いし(笑)。
彼女(と言ってみる)のソロは、ちょっと長かったけど良かったですよねー。
オカマ大好きだ!
でも、やっぱり前回のアンサンブルの方々も好きだったなー。
もっと出番増やして欲しかったなー。
…前回も今回もそうなんですけど、アンサンブルとか博士とか二郎ちゃんとか、そういう脇をベテランで固めないとやっぱり芝居としては成り立たないんだなーって思いますよね(笑)。
アンサンブルは、いつも自由で楽しいから大好きです!
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26日はアフタートーク付き。
は、ちょっと時間が経ちすぎてあんまり覚えてない…(笑)。
しかし、グダグダすぎてビックリしました。
唐橋さんオフりすぎ(笑)。
まぁ、26日は最初から最後まで唐橋さん中だるみな感じでしたからね。
覚えていることだけ箇条書きー。
○菩薩ちゃんストールを膝にかけるのかわいい
○必要な小道具を持ってこない唐橋さん「大丈夫大丈夫。考えがある」って、本当に?
○好きな台詞・シーンの話→悟浄の殺陣シーンを再現
○丸山君大好きな唐橋さん(私だって大好きだ!二人ともな!!笑
○唐橋さんがすぐにオフるので、頑張って進行する健気なRYOHEY君
○二郎神は、前回より伸びた髭が大のお気に入り
○悟浄の殺陣シーン再現。ちゃんと殺られる人もいます、江連さん。
○終了の合図を聞いた唐橋さんは「僕、こういうのは「基本的に無視しますから」。やりおる!
○殺陣用に袖へ武器を取りに行ったままなかなか帰ってこない丸山君。「どうしたの」と聞くと、「袖で拡樹がこれ(武器)持って待ってたから」って、どんだけ仲良いの。かわいいなー
○丸山君が心配で、袖でずっと見ていた拡樹。どうせだからって、サプライズで登場しましたー!かわいい!
グッダグダでしたが、そんな感じがむっちゃ面白かったです(笑)。