Hit the ball have a go! -3ページ目

海賊とよばれた男(下)百田尚樹

この本を読みました。



いや~最近読んだ中では圧巻です。
山崎豊子の沈まぬ太陽や運命の人と読後感が似ている。ブラボーです。
虚実が当然小説になっているからあるんでしょうがこの國岡鐵造に惚れちゃいますな。
私利を求めず社会への貢献をゴールに設定するからブレないんだろう。
こう生きたいと思う人も多いだろうが現実的に難しい。ではなぜか?
ゴールがぶれたりそのゴールが私利だったりするからなんだろう。
教科書に取り上げられてもいいくらいの内容だと思うな。
是非、若い人たちにも読んでもらいたいものだ。
読み終わって寂しく感じる本ってホントに読んで良かったと思うんだよね。

超、お薦めです!!



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海賊とよばれた男(上) 百田尚樹

この本を読みました。



いやー、圧巻ですね…
歴史の流れも描かれているし。素晴らしい。
戦前からそして戦後の混乱の中でこれだけ威厳を持った日本人がいたってことが誇らしいく感じる。このように生きられるか?との問いには正直、無理としか答えられない。それくらい立派です。この主人公が持っているものってきっと日本人の根底に流れるものなんかなーって思う。

さて、下巻にいってきます!

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ソチ五輪を観ていて思うこと

ハーフパイプの平野選手や平岡選手見事でした!そして複合の渡部選手もブラボー!
で、いよいよフィギア男子が始まるって頃に書いてます。

二大会連続メダルが期待されていたスピードスケートの加藤選手、長島選手、5大会目にして初のメダルが期待されていた上村選手は今回届かず。そして絶対本命視されていたジャンプ女子の高橋沙羅選手がまさかの4位。

高橋選手や長島選手のコメント聞いているとなんか違和感と言うか気の毒と言うかそんな感じがします。

ごめんなさい。とか、旅費を払いたい。とか。
いいんじゃない?そんなことまで考えたり思ったりしなくてもと。

そういう気持ちでやってるってことだろうし、今まで支えてくれた周りへの恩返しってのもわかる。

でも、あなた方は立派な選手なんだし。
既に毎年行われるワールドカップや世界選手権で勝っていたり、年間チャンピオンになってたり、そっちの方がすごいんだから。

選手にオリンピックが全てだと思わせるような風潮が良くないんだろ。
オリンピックは4年に一回しかない大会であってそこでの勝ち負けよりも毎シーズン行われている大会での結果にもっとフォーカスしてそれを元にリスペクトされるような文化が育たないと選手もやるせなくなるような。

例えばテニスの場合、選手は年間に20を越えるトーナメントに出てその中の4つのグランドスラム大会が目標としてある。オリンピックは大きいけども位置づけとしては高くはない。
そんな感じで選手を応援してあげたいと思う。

昔の複合のチャンピオンだった荻原選手も個人ではオリンピックでメダルがとれなかった。
でもミスター複合なんですよ。
今回負けたけどスノボーのチャンピオンはショーンホワイトなんでしょう。(よく知らないけど)

小さい頃からの夢がオリンピックだったからそこで結果を出せないと落胆するのはわかるけどもう既に立派で偉大な選手なんだから胸張って帰ってきて欲しい。

マスコミもそういう観点での報道をして欲しい。間違ってもプレッシャーに弱いとかそんなことは書かないで欲しい。
プレッシャーに弱い選手が年間チャンピオンになったり、大きな大会で勝てたりするわけないのだから。

これから出てくる羽生選手や浅田選手たちや葛西選手も既に偉大なチャンピオンです。
そういう視点で彼らを応援したい。

そういう文化が根づけば結果としてもっとメダルも増えていくじゃないかと思う。

そういう意味ではまだまだ日本のスポーツやスポーツ選手に対する意識は低いと感じてしまう。







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幸せな生活 百田尚樹

この本を読みました!



百田作品自分的に三作目です。
これも短編集。
先に輝く夜を読んでしまったのでなんとも微妙だけど作品としては面白かったです。
輝く夜のようにホロり感はなく少し嫌な寒さが残ってしまうけど(^o^;)

個人的には「ビデオレター」と「ママの魅力」が面白かったかな。


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輝く夜 百田尚樹

この本を読みました!



いやー、心が温かくなる短編集です。
ホロりとさせられます。
話し的にはメルヘンチックだったり、まぁあり得ないことばかりなんだけどだからいいのかもしれない。

万年筆ではあまり恵まれない状況にありながら願い事をするときにはいつも人のことばかり。そんなんだから最後にしっかり自分ところにも幸せがきたり。

猫では猫を救い、猫に救われ、猫の恩返しみたいな。

タクシーでは運命的と言うか必然と言うかそういう再会が。

ケーキはなんとも素敵なプレゼントを最後に渡してもらえたり。

サンタクロースはなにかに導かれるように救われる。

確かにクリスマスの時期に読むのがいいのかもしれないな。こんなロマンチックなことがあってもいいかな。

下町ロケット 池井戸潤

この本を読みました。



うん!面白いっ!!
読む前は、下町の中小企業がロケットを飛ばすんでしょ?なんか非現実的だな~って思っていた。
けど、大口取引先からの受注がなくなる、そのうえに訴訟による戦い、特許のライセンス利用許諾、開発受託と普通にありそうなことを積み上げで書かれていて臨場感をもって読むことが出来た。

間違いなくかなりのお薦めっ!



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永遠の0 百田尚樹

この本を読みました!



以前、鹿児島の知覧飛行場に行った後のなんとも言えない感覚に似ている。
読み終わった後もなんだか小説の世界から抜け出せない。

人を想う、生きることへの執念、命の大切さ、信じることへの一途な思い、様々なことがメッセージとして伝わってきた小説だった。良い意味で重たかった。

歌で♪もう少し時が緩やかであったなら~♪みたいな歌詞があったがまさにそうだったな。
あの激しい時代でなければもっと穏やかにそして幸せに生きれただろうに。ああいう人たちが多かったことは絶対に忘れてはいけないことかと。伝えていくこと、忘れないことは使命かと思う。

本の中で新聞記者がまるで勉強不足のことを言った。彼らはテロリストだったと。
あくまで小説の中とは言え許せなかった。
天皇陛下万歳とか国家の為に喜んで死んでいったとか、ふざけたことは言わないで欲しいし、そうやって煽動して世論形成していた当時の政府やマスコミに責任があるんだ。それを忘れて妙な理屈を言うもんだから思わず熱くなってしまった。

一部の所謂官僚的な人間を除いては、普通のあんちゃんだったと思う。喜んで死んでいった人なんていない。ただ、愛するもののためその時に出来ることはそれしかなかったってことだと思う。逆に言うと今の人たちも同じ状況に置かれたら同じことをする可能性が高いということ。

あの戦争について(仮定の戦略)の話をするが、兵力が圧倒的に劣り、周りは敵だらけで世界の流れからは外れていた日本は、速攻でしか活路は見いだせなかっただろう。この小説や他の史実にもあるように戦争序盤では米軍を押し込んでいた。そこまでは良かったが「仕舞い方」をイメージ出来ていなかったのだろう。「勝つ」ことをゴールにせずにどこで「仕舞い」にするかが大事だったんだろう。小説の中でも将棋ではなく囲碁を知っていればと嘆くシーンがあったがまさにそうだった。
ある程度まで押し込んでそこで交渉して仕舞いに持ち込む狡猾さと戦略があればあれほどの傷を負わずに済んだだろう。

ただ、戦争と言うのは外交の失敗の果てである。世界の中での日本をイメージした国家感をもったリーダがいれば違っていたのだろう。

国民性なのかどうしても内向きなことに視点がいってしまうのが日本人の残念なところだ。

なにはともあれ、この平和はそういう時代を経て来ているという歴史の流れを誰もが強く意識することが過ちを繰り返さないことだし、交渉能力やコミュニケーション力の向上につながるのでは。

お薦め!

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サーブの旅 天竺へ!

義弟と実業団仲間の方に同じようなアドバイスをもらった。

トスからのタメ
トスした時の手のひらの向き
やっくりスイング

まだまだ天竺は遠いが少しづつだ。
徐々にわかり始めた。

テニスはじめて30年弱
サーブってこんなに難しいのか…

でも、いい刺激かな!



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沖縄に鉄道が

こんな記事が。

普天間の移設と合わせて那覇から名護まで鉄道整備とのこと。

沖縄の渋滞はすごいからありかなと思うけど。
地元の人たちの反応や需要かあるのか?は気になるとこだけど。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140105-00000018-yom-soci



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SRO Ⅴ 富樫倫太郎

この本を読みました。



いやー、面白かった!と言うのは不謹慎な内容だがこのシリーズは面白いっ!

ドラマ化もされたし、これは全シリーズを読むことを薦めたい。

連続殺人を起こした近藤房子。一度は服役するが脱走。そこでも殺人を繰返し絶体絶命の時にまたもや逃亡。と言うのが前作までの流れ。
そして潜伏生活で静かにしていたがSROメンバーの活躍に触発されまたもや殺人を繰り返す。

副室長の芝原や室長の山根をターゲットに挑発を繰返す。

SROも近藤に罠を仕掛けるがこれがなんともお粗末…
想像通りに罠を突破され、かつ、芝原が捕らえられる。

リアルな世界ではここまで無能ではないと思うが完全に犯罪者のストーリー通りに操られる警察。また、リアルな世界ではあんな潜伏を許すほど甘くはないと思うが。

なにはともあれ読まないとこのスリリングさは伝わらないだろう。

お薦め!





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