※前編を読んでいない方は先に前編をお読み下さい。

さて、そのコンビニの電話番号を調べる暇もなく、憤ったまま帰京。
そして昨日月曜日、そのコンビニを調べ電話しました。

運良く電話に出てくれたのは、中年のとても感じのいい女性店長さんだったので
事の一部始終を話しました。
店長さんは
「大変申し訳ありません。Kに確認し、折り返し対応を連絡させていただきます」
と約束をして下さり、その6時間後。店長さんから電話がありました。

「Kに確認しましたところそれは事実で、大変申し訳ない事をしたと
本人とても反省しております」
「○○○○(コンビニ名)を嫌わないで下さい」
「全員の店員教育をやり直しします」
と、こちらが申し訳なくなるくらい丁寧に謝罪して頂きました。
しかし私も一言。
「あんな対応をする店員を置いておくのはお宅の店にも不利益なんじゃないですか、
私としてはああいう軽率な発言をする店員にはニ度と接客業についてほしくないのですが」

それを聞いた店長さんも一言。
「Kは今日付けで解雇いたしました」

…おおお。
そこまで言われたら私も引き下がるしかありません。
Kさんにとってもそれ以上の処罰はないでしょうし。
私も大人です。
阿呆なバイトの小娘にいつまでも構っていられません。
店長さんにはくれぐれも店員教育をよろしく、と念を押し今回の件は終了しました。

断っておくと、札幌でいい人にもたくさん出会っているのです。
競技場に歩いて行く途中、「東京から来たの?まあ大変」と飴をくれた
コンサのレプリカを着たおばさん。
あの橋渡るのかな?と誰にたずねるでもなく言ったら近くにいたやはりレプリカを着た
お兄さんが「橋は渡らないで左ですよ」と教えてくれたり。
後ろから自転車が来たから「みんな避けてー」と声をかけ道をあけたら
「ありがとうございまーす!」と爽やかな声で挨拶をしてくれたり。
東京だったらチリチリチリーン!とベルを鳴らされ「邪魔じゃゴルァ!」くらいの
勢いで抜かされていってしまうのに。

遠くから来てる私達だからこそ、気付く事がある。
そしてそこで出会った人達は、「その土地の代表」として記憶に残ってしまう。

接客云々というよりも、色んな事に気付かされた遠征でした。

余談。
母親にこの話をしたら「ちょっとやりすぎじゃない?Kさんの人生狂っちゃうかもよ」
とか言われましたが。
でもヴェルサポだったら皆怒りますよね?
最初から「Kを辞めさせろ」とは言ってませんし。
このクレームは彼女自身の為でもあるのが、Kさんにわかってもらえたらいいんですけどね。