男の生き様?
ミッキー・ローク主演映画『レスラー/The Wrestler』です。
当初制作会社サイドは、主演にニコラス・ケイジを起用しようと
考えていたんだそうです・・・ 結果的には監督である
ダーレン・アロノフスキーが、強硬にミッキー・ロークの起用
を主張して譲らなかった為に主演が変更になったらしいです。
ニコラス・ケイジ主演だったらどんな髪型のレスラーとして
設定したんでしょうねぇ もしかしてズラだったのかな
この映画、内容はとっても暗いです 昔は人気レスラー
だったランディ(ミッキー・ローク)も、今ではバイトをしながら
辛うじてプロレスを続けている日々。 そんな彼が心臓発作
によりプロレス引退を余儀なくされるが、気づけば家族も無く
一人娘との関係修復にも失敗(自分が悪いんだけど・・・) 結果的に、今の自分を唯一求めてくれるファン
の為に、最後の命がけのファイト見せるためにリングへ戻って行く・・・
『リアル』っちゃあリアルだし、現実はこの映画以上に厳しいのかもしれないけどね・・・あまりにも救いがない
絶対にアンディを死なせてしまった周囲の人間は、後悔すると思うんだよね。 父を追い返した娘もね・・・
赦せないのも『愛ゆえ』だとは思うんだけど、死を覚悟させるほど追い詰めなくても良いんじゃないだろうか・・・
たくさんの仲間やファンに囲まれていたアンディも、結局は人一倍孤独だったんだと思う。
やれやれ・・・ 次は能天気な映画を観ることにしよう。