メキシコ、ユカタン半島の

神秘的なマヤ遺跡を後にし、車でまた数時間ゆられる。

車の中でしばらく眠りについて、

ふと目が覚めると、

頭がなかなか納得しない光景が広がった。


そこはいきなり近代的なビーチリゾート。



ついさっきまで森とピラミッドしかない場所にいたのに、

もの凄いギャップで、頭も身体もついていけない。


  動揺した。


起きた瞬間別世界だったから、

ここがどこで、どうしてここにいるのか、


夢を見ていたのか、あるいはこれが夢なのか

    とても戸惑った。


あたりは水着のお気楽な観光客ばかり。

    しばらく絶句!

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ここは完全にアメリカナイズされたビーチリゾート

   カンクーン

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チツェンイッツァから一番近い海(カリブ海)。


たしか40年前もチツェンイッツァの帰りに立ち寄った。

けれどそのときはまだまったく開発されていなかった。



めまぐるしい。



昼食をとったりブラブラしていると

いつのまにかその光景に慣れてくる。

でも同じ日に遺跡にいたとは思えない。

ずっと昔の旅だったかのような錯覚は続く。

それはそれで幻想的な映画のようで、おもしろい感覚。


最後にここ、カリブ海の海を眺めて

今回の旅は終わった。

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40年の歳月。

これは相当長い。

だけれどメキシコシティはそんなに変わっていなかった。

普通だったらカンクーンのようにまるで変貌していてもいい年月だ。


それがメキシコいい意味でも悪い意味でもメキシコなのかもしれない。

今回は実際のメキシコを感じると同時に、

人間の細胞の中とでもいうのか、潜在意識の覚醒とでもいうのか、

そんなものを体感することができた、

貴重な経験だった。


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ちなみに下の写真は40年前、中2の頃の、たぶんカンクーン。

空港に向かう途中、カリブ海だからと、一瞬車を降りて撮影。

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両親と、やはりここでメリダの旅を終えた。


ーーー 当時、なかなか簡単に行けないマヤ文明の遺跡の旅に、
行こうと決めてくれた両親に感謝をこめて。ーーー


  無事メキシコの旅は終わった。



9月のTBS CS の放送を楽しみにしてください。
とってもいいロケでした。



TOGI