先日行ってきました。
そこまで混んでなかったです。わりとゆっくり観れました。


実は4階の展示物が、今回の展示物とリンクしており
例えば曽我蕭白の蘭亭曲水図も構図がそっくり。
なんか、4階の展示だけでも満足してしまうほど。

いやいや、でもやっぱり雪村の龍虎図屏風は良かったです。
最初、照明が落ちて
え、故障?係員を呼ばなきゃ、と思ってよく見ると
演出で明るくなったり暗くなったりと照明を変化させていることがわかりました。
これは徐々に白む朝の光、明るい昼の光線、そして暖かな夕日を表し、
それぞれの光の中でどんな龍虎が浮かび上がるかを楽しんでもらう趣向らしい。
明るさで作品の印象を変えるとは。なんか、粋ではないですか?



写真は九州国立博物館さまより提供いただきました。
特別展『クリーブランド美術館展 - 名画でたどる日本の美』
平成26年7月8日(火)~8月31日(日)