WWFからこんなチラシが郵送されてきた。


地球温暖化でホッキョクグマが絶滅の危機にあり、政府や企業への働きかけをつよめる活動を支援してほしいという趣旨だ。


動物をまもりたければ温暖化に立ち向かわなければならないという分かりやすいメッセージ。


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地球温暖化防止・・・


この言葉は合言葉のように普及している。しかし、勉強すればするほど、危機感を覚える。


地球温暖化防止には、60%の二酸化炭素排出削減が必要と学者たちは警告している。


しかし、この警告に逆行するかのように日本では6%削減目標の達成どころか、8%も増やして、結局、残目標が2012年までで14%削減となっている。


経済界にとっても、利潤獲得の主戦場である世界の主要都市(もちろん東京本社も大阪本社も)が温暖化による海水面上昇で水没してしまえば金のもうけようがないのに危機感が薄すぎる。


14%減らしても、あくまでも90年比6%の到達だから、まだ60%への第一歩


しかも、発展途上にある国々が工業化していけば、これまでさんざん二酸化炭素は排出してきた日本は、全体よりもよりいっそう排出を抑制しなければならなくなるだろうから、これはとんでもない革命的な行為になる。


ある学者が産業革命に次ぐ「革命」としての「環境革命」とか「環業革命」が必要といっているがそのとおりだと思う。