校正作業が続いております。
なんかね、じっくり読みながらチェックを入れているんだけど、
いい本。
なんかね、こういう感じの(あくまで「感じ」ね、全然違うけど)本で学生時代に勉強したことがあるかも。あまり詳しいことは言えないけれど、いい本です。こういうのが初めての人も多いんじゃないですかね。ただ、わたし的には、自分が大学生だったら手を出してしまうな・・・という本です。
お楽しみに。
さて、その途中で、いろいろ調べものとかしていたら、つんくさんが声を失った、と。声帯(vocal cords)を摘出したそうです。いやー、ミュージシャンが声帯を摘出するとき、何を思うんだろうなあ。さぞかし辛い決断だったろう。
そんな記事が目に入って、そういえばTOEFLはどうだったかな、と思ってETSのホームでチェックすることにしました。
いろいろとdisabilitiesのある受験者に対する配慮がある、とされていました。
そのページの第一文を使って勉強してみよう。
ETS is committed to (provide) access to test takers with disabilities and health-related needs by providing reasonable accommodations.
に注目しました。
① (provide)を正しいカタチにしてください。
② withはどのように使われていますか。
① は、providingになります。このcommitted toは「~にコミットする」(←この日本語でいいのか?)で、これは、look forward to / devoted to / dedicated to / go a long way to などと同じように、toだけど、後ろは名詞というヤツです。だから動詞のときには、動名詞にするのでした。
go (a long way) to...で覚えておくのはいいですね。go to ...で一番にピンとくるのは、schoolじゃないですか。だから、go to...?となると、そこには「school」的なものが来る必要があるわけです。
② は、障害を「持った」→ 受験生、という意味で使われています。これは、provideだから、次はwithだ!とかじゃないですよ。(受験生へのアクセスに、障害を与えるって?!!。アクセスを、受験生に、与える、ですよね。)
以上から、ひとつわかることがありますね。
TOEFLを作っている、あの!ETS様(!!)でさえ、provide(なになにを)to(だれだれに)という英語を使っています。私たちは(あれ?私だけか?)provideというのは、
provide(人に)with(モノを)
provide(モノを)for(人に)
と学びますが、withはもしかしたら、toにしてもいいかもしれないですね。ETSのお墨付きですヨ。
forのほうは、toに代わっている例をまだ意識的に見たことはないですが・・・(スルーしただけかな)。