西浅草に盛岡じゃじゃ麺専門店-「東京ソウルフード」を目指す

2014年12月25日
西浅草に盛岡じゃじゃ麺専門店-「東京ソウルフード」を目指す

「3度食べたらやみつきです」とスタッフの藤井伸博さん

 つくばエクスプレス浅草駅近くに12月12日、盛岡じゃじゃ麺専門店「じゃじゃおいけん」(台東区西浅草2、TEL 03-5830-3777)がオープンした。

 同店は三軒茶屋店と大久保店に続く3店目として、グリーンインテグリティマネジメント(港区)が手掛けた。「三軒茶屋の創業者と大久保のオーナーとは仕事上のつながりがあって盛岡じゃじゃ麺を知った」と同社の本多有太社長。「そのおいしさに驚いた。盛岡ソウルフードから東京ソウルフードへ、じゃじゃ麺を広めていきたい」と思いを語る。

 盛岡じゃじゃ麺は汁がなく、きしめんやうどんのような独特の麺に、特製の肉みそを味付けのメーンにしてキュウリとネギを混ぜ、好みに合わせてラー油やニンニクをかけて食べる。麺を食べ終えた器に生卵を割り、肉みそを加えてからゆで汁を注いで「鶏蛋湯(チータンタン)」というスープを作るまでが「じゃじゃ麺」で、盛岡を中心に岩手県で多く食べられている。

 使用する野菜は全て国産でラー油もオリジナルにこだわり、その日に使われる食材の産地を店内に掲出。輸入物と比べ素材の味がしっかりしているという。「また食べたい、また行きたいと思ってもらえる店にしていきたい」とスタッフの藤井伸博さん。「女性客1人でも入りやすいように」と、店内は白い壁面にカーペット敷きという落ち着いた内装に仕上げた。

 本多社長は店舗プロデュースをメーンに取り扱っており、「東京風味の味付けを上野や御徒町でも広めていきたい。フランチャイズのモデルになれたら」と今後の展望を語る。

 主なメニューは、「小盛り70グラム」(600円)、「中盛り(1人前)140グラム」(700円)、「大盛り(1.5人前)210グラム」(800円)、「特盛り(2人前)280グラム」(920円)、「2.5人前350グラム」(1,150円)、「3人前420グラム」(1,300円)、「3.5人前490グラム」(1,450円)、「4人前560グラム」(1,600円)、「チータンタン」(80円)、「瓶ビール」(500円)。

 営業時間は11時~23時(麺がなくなり次第終了の場合あり)。