たこフェリーに揺られて

　「たこフェリーが今月15日に休止」
ということを会社の先輩から知らされたので、二度と乗れなくなる前に乗りに行くことにした。
　
　初たこフェリー、初淡路島。
　港に着いた後は岩屋商店街、絵島を見たりしながらふらふら散歩。
　３時間弱の非常に短い滞在だったが、のんびりできた。

　また来ようと思うが、次はたこフェリーはない。
　今回のように徒歩ならばいいけれど、自転車では渡りにくくなるなぁ。
　
　ただ、あくまで「休止」なので、もしかしたら復活もあるのかもしれない。
　また再開されたら、きっと乗りに行こう。

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　せっかくなので、本場の明石焼きを食べようと、明石駅前の商店街へ。
　「明石焼き」は明石以外の場所での呼称であって、明石では「玉子焼き」が明石焼きを指す、ということを初めて知った。
　15個は一人で食べるにはちょっと多いんじゃないかと思わなくもなかったが、とても美味しかった。

　よい休日だった。
　
　

そうだ、京都行こう。

朝、目が覚めると突然京都に行きたくなった。
というわけで最寄りの京阪電車へ。
するとそこで「鞍馬・貴船1dayチケット」なるものを見つける。
前から一度叡山電車に乗ってみたかったので、鞍馬を目指すことにする。

あさのあつこの「The MANZAI」を読みながら電車に揺られること1時間半。鞍馬に塔着。
鞍馬寺を登り、奥院を経由して貴船神社へと下る。
筋肉痛をほぐすのに適度な運動だった。

寺社仏閣にはさして興味はないが、御神木とか、苔むした鳥居とかにはかなり萌える。
自然を満喫しながら歴史にも触れることができた実によい文化の日であった。

第2回しまだ大井川マラソン

記録：3時間54分14秒
順位：1026位/5098人

　さて、今回の失敗談は、というと。
　朝。特に寝坊することも無く、ゆっくり朝食を摂って家を出た。
　駅まで父に送ってもらい、優雅な出立。

　掛川駅から島田駅に向かう途中「さあレースだぜ」的なことをツイート。
　その後、ウトウトする。
　このセットがいけなかった。

　目が覚めると、そこは島田駅。すでに電車のドアが開いている。というか、ちょっ、閉まる、待って。
　慌てて電車を降りる。
　若干際どかったが、予定通り降車し、時間はゆとりあり。
　駅を出て、スタート会場へと歩く。

　中学からの試合日のテーマを聴こうと、バッグからiPhoneを探す。
　iPhoneを探す。
　iPhoneを探す。

　…ない。

　駅へいったん戻り、公衆電話から自分の携帯番号をダイヤル。
　しかし、バッグから振動は感じられず。

　諦めて、駅員さんに拾得物がないか探しておいてもらうように依頼。
　このとき、スタート時刻まで残り30分。
　
　結局、会場までは走って向かうことになった。

　No Accident, No Race.

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　さて、レース内容は、というと、結果は自己ワースト記録である。
　練習内容と生活習慣をみれば当然の帰結といえよう。

　しかし、今回はそもそも記録を狙うつもりが無かったので、レースをかなり満喫した。
　エイドステーションのバナナはすべて食べ、レーズンを頬張り、梅干に胸焼けし、饅頭をつまみ、コンソメスープでほっと一息。
　充実したエイドだった。しかし、チキンラーメンは33km地点ではなく、ぜひゴールに用意していただきたい。

　チキンラーメンも衝撃だったが、それ以上に驚いたのは中学時代に好きだった娘がスタッフをしていたこと。
　こんなところで再会するとは思わなかった。
　なんとなくテンションが上がり、残り3kmのペースアップにつながった、かもしれない。
　もう会うこともなかろうが、元気そうで何よりだ。

　結果はともかく、なかなかこれまでとはちがう楽しみ方のできたレースだった。
　が、コースはほとんどフラットで記録を狙いやすいものだったので、今度出るときはきちんと練習して、きちんと走ろうと思う。

　さて、次のレースはいつにしようか。


P.S. iPhoneは無事見つかりました。