支援金はいったい何に使われるの? | 東日本大震災 被災地支援について

支援金はいったい何に使われるの?

●支援金はいったい何に使われるの?


こんにちは。大谷です。プロフィールは、別ブログ にてご参照ください。


経緯については、このブログの最初の記事をご参照ください


被災地支援について口座を公開しています。(記事の最後でご案内しています。)


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被災地支援のためのクラフターズマーケットを7月2日に予定しています 。(詳細はリンク先で)


ポスターも完成♪


FEELING 被災地の方々の想いを感じとることを大切に

齋藤さんところからお借りしました ^^


さてさて、クラフターズマーケットを開催するにあたって、意外と多いご質問が、「支援金はどんなふうに使われるの?」というものです。


お金を出すからには、気になるのは当然です。


・・・ここで、少し話が逸れますけど、私の立場を改めて、明確にしておきましょう。


そもそも、私の位置づけは、完全にバックアップ、でございます。


ブログやツイッターを通しての情報拡散、そしてそこを通しての支援金募集、が私の役割、かな?


非常に微力でございます・・・


今回のクラフターズマーケットを、実際に企画をされているのは、齋藤さん。


齋藤さんは、2歳のお子ちゃまのママさんです。


という事で、私(3人の子連れ)も齋藤さんも、現地に足を運んでの支援活動は、現実、難しいです。


そこで、齋藤さんの企画している今回のクラフターズマーケットや、私が集めたお金は、すべて、現地に行って支援活動をされている、明利さんや石橋さんたちに託されます


そして、そのお2人、およびその仲間達・・・が、現地で集めた情報を元に、「その場、その時に必要と思われるもの」を調達します

これまでの主な支援地は、宮城県女川町近辺でした。


ここで、話を戻しますが・・・


「支援金はいったい何に使われるの?」というご質問は、非常にお答えするのは難しい、んです。


仮に、明確にお答えしたとしても、現地の支援状況で、使われる目的が変わる事もあります。


というのは、先週と今週、今週と来週、で、状況が大きく変わる事が多々あるからです。


たとえば、仮設住宅に入る方々が出てきたら、必要な物資も変わって来ます。


季節が変われば、必要な生活物品も変わる。


その時々の対応が必要です。


そして、支援後、毎回、かなり詳細にわたる明細を出されています。


私は、明利さんたちの支援に途中から加わったのですが、その一部はこれまでのブログでも紹介しています。


クリップ5月4日以降、女川町の現状について


クリップ5月4日の炊き出しの詳細と今後の支援について


クリップ5月4日の炊き出し報告


クリップ4月29日の支援報告


クリップ4月9日時点での支援状況


クリップ4月1日時点での支援状況



支援金の使われる先は、これまでの活動を見て、私達の活動を信用していただく、しか無い部分があります。


申し訳ないのですが、明確に、「どこそこに、何々を持って行く」というお約束は出来ないと思うんです。


そして、それが、募金団体の募金(義捐金)との大きな違い、メリットでもあると私は思っています。


現地で困っている人たちに、すぐに活かす支援にしたいから、フレキシブルである必要があります。


個人で全部の被災地に行くわけにはいかないので、支援出来るのは、行ける範囲の方々に限られます。


ただ、そういう活動があちこちで繰り広げられる事に、意味があるとは思いませんか?


「●●が揃ってないから、支援できない。」


「●●の条件に沿わないから、ごめんなさい。」


という、杓子定規の支援ではないのです。


そういった、義捐金の支援活動に疑問を感じたからこそ、の個人支援なんです。



ここで、はっきりさせておきたい事があります。


杓子定規ではないから、そこには、個人の判断基準が含まれます。


ご賛同くださる方にも、ぜひこの点はご理解いただきたいと思います。


厳しい言い方ですが、現地に実際に行って現地の人たちと話した事の無い私には、そこに口を挟むことは出来ない、と感じてます。


ぜひ、その判断基準は、これまでの活動報告から汲み取ってください。


実は、毎回、お2人は、被災地への往復の交通費は自費で出しています。(1回5,000円ほどです。)


私は、「先の長い支援なんだから、そこに無理が生じては続けられない。支援金からその部分を出しても良いのでは?」とお話したことがあります。


ところがですね、明利さんや、石橋さんの答えは・・・


「被災地に支援すると言って集めたのに、それを自分達の交通費に充てられない」という事でした。


自分達の支援活動に賛同してくださる方々、1人1人の気持ちをとても大切にされているのです。


すべてを、支援活動に有益に活かしたい、と心から思っているのが感じ取られます。


でも・・・。


私は、仮に、今後、支援活動を続けるのに、往復の交通費が大きな負担になるようだったら、そこは明利さんと石橋さんの判断に任せても良い、と思っています。


実際、土日しかない休みを、ほぼ毎週のように、現地に足を運ぶということは、誰にでも出来る事ではありません。


そんな活動を続けているお2人の支援金の援助に少しでもなれば、と私は思っています。



みなさんは、どう思われますか?



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被災地の支援は、まだまだこれからも必要です。


支援活動を続けていきたいので、募金口座の公開は、今後も続けていきます。


みなさまの、出来る範囲でのご支援、ぜひお願いいたします。



【募金口座を公開します】


どこかの募金箱にいれるくらいなら、実際に現地に行く人に託したい」という方、「すぐに役立ってもらえる募金をしたい」という方は、以下にお振込みください。


■楽天銀行 ダンス支店

■支店番号 208

■口座番号 1502156

■口座名 大谷景子(オオタニケイコ)


名前など明かしたく無い方は、振込み名を「ヒサイチボキン」など、分かる形にして入金していただければ、責任を持ってお預かりいたします。


被災地への支援は、先の長い話です


今後も引き続き、お振込みいただいたお金は、責任を持って現地の支援に役立たせていただきますので、ぜひご協力ください


なお、口座公開を終了する際には、この記事を閉じるようにします。