さむいですね | 現役東大生・教育ジャーナリストの受験産業分析日記

さむいですね

気温も懐も。



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で。


しばらくコーヒーブレイク続きでしたがまた斬り始めますかね。


あ。


NEW!!SEGを斬りたい→★☆塾分析☆★

参考書を斬りたい→★☆参考書レビュー☆★



★☆塾分析☆★


前のどでかい見出しはあまり評判がよくなかったのでやめます。


さて。SEGと。


いつものようにwiki分析から。


……


SEG(えすいーじー)は、理数系科目を中心とした中学生・高校生対象の少数精鋭の学習塾、予備校。「科学的教育グループ(Scientific Education Group)」の略。「セグ」と発音する人もいる。

1981年、東京大学理学部数学科の学生や卒業生によって設立された。代表は古川昭夫。数学・物理・化学の授業では大学教養課程や専門レベルまで踏み込んだ説明を行う。英語は、文法や精読を中心とした授業のほか、多読型の授業も設けている。校舎は東京都新宿区西新宿にある。SEG系の教材を出版する出版社「SEG出版」もある。ここ10年で在籍者数・東大合格者数を半減させているが、その理由は定かではない。


……


ふむふむ。


半減。


半減!?


いきなりwikiのほうで勝手に核心を突いてくれましたが、


これはいったい何があったのだと。


GW某日、高校の後輩をつついて調査してまいりました!


彼は数学の夏季講習だけSEGに行ってみたそうですが、以下のような感想を


残してくれました。ありがとう某H後輩!



「難しい割に解答とかいいかげん」


「厳しさがない」


「役にたたなそう」



SEGは、今や大手に半分足を突っ込んでいるといっても


過言ではないでしょう。


校舎6つあるとか、財務諸表だとか(HPに掲載)が


それを歴然と示しています。


上の感想と照らし合わせてみるに、


大手化が結果的に品質を阻害しているのでは?


という仮説を立てたところで今日はここまで。


次回にご期待ください。



★☆参考書レビュー☆★


実は久々です。申し訳ありません。


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今日はこれ。


和田 秀樹
数学は暗記だ―受かる青チャートの使い方

はじめに言っておきますが、


今日は褒めませんというか批判ですよ!



最近この本の作者はマスコミでも有名ですね。


この人は最初に「受験は要領」という本を出してからずっと


こういう風に(暗記だと)言ってますね。


確かに、数学が出来るようになるためには


ある程度定石パターンを身につけることも必要。


そのための暗記なのでしょう。


でも、考えてみてください。


この人が言うように、暗記用のカードを作り


青チャートをがむしゃらに書き写して覚えるのって


とても非効率じゃないですか?


青チャートの問題だってピンキリ。


それに、覚えたところで


それを使いこなせなければ何の意味もない


無駄に頭のメモリを食うだけです。


同じ辛いなら(ストイックにやってくという意味で)


実践的な問題に当たりながら体でパターンを身に付けていく方が


よりゲーム的でまだ面白さを見出す要素があるのでは?


と思いますが。


ではでは。