子供とのスタンス(2) | 東大合格へわが子を導く「我が家の教育戦略」

東大合格へわが子を導く「我が家の教育戦略」

東大生の母親のブログです。
子供が東大に合格して分かったことは、「東大は、特別な子だけが行く学校でない。」ということです。ここでは我が家がたどった教育戦略をお話ししていきます。

●子供とのスタンス(2)

子供が中学受験をすると決めた時から心に誓っていることがあります。

子供が勉強している間、テレビを見たりしたダラダラした生活は絶対にしないということです。

子供は親の背中を見て育つといいますが、でも、私自身、残念なことに子供に見せられる立派な背中はありません。

だから、背中は見せられなくてもいっしょに帆走して、お母さんも頑張って勉強しているという姿を見せることにしました。

息子の中学時代には、TOEICの勉強や、明治大学のリバティーアカデミーに通ったりしましたが、高校3年生の時は、もう少しチャレンジングな資格に挑もうと決心しました。

ファイナンシャル・プランナー(AFP + 2級)に挑戦することにしたのです。

予備校に通うのは、学費も高いから最初は独学だったのですが、これはあまりにも無謀でした。

ファイナンシャル・プランナーの試験に合格するためには、必要科目:8科目(68単位以上)を勉強する必要があります。

1.FP基礎
2.金融資産運用設計
3.不動産運用設計
4.ライフプランニング・リタイアメントプランニング
5.リスクと保険
6.タックスプランニング
7.相続・事業承継設計
8.提案書の作成

不動産、税金、はたまた保険、相続など、まったく無縁でしたので、参考書を開いても「はっ???」っという感じで意味不明なのです。

よく電車で参考書を開いたのですが、これは、「睡眠導入剤」に近いものでした。

このままでは、埒が明かないと思い、思い余ってTACに通うことにしましたが、会社帰りにこの年で予備校通いをするのは、本当に大変でした。

あまりの疲労感に子供のために買っておいたユンケルを飲み干してしまうようなこともありましたが、努力の甲斐あり、合格しました。

受かった時には、正直泣いてしまいました

FPの勉強を通じて子供に学ぶ姿を見せたいというのが目的でしたが、息子には私の意図したことと違う効果があったようです。

ちょうど、FPの勉強が佳境に入る頃にセンターと東大2次があったわけですが、私は自分のことで頭が一杯で息子に目が行かなくなってしまいました。


「勉強に夢中になってくれてたから、お母さんにつまらない干渉をされなくて助かったよ。」

と息子の談です。

子供に学ぶ姿を見せたいという思惑からは、ちょっとずれちゃったみたいです。

でも、「まっいっか。」

結果よければ、すべてよしです。


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