ロシアの銭湯?? | ハラショーな日々

ロシアの銭湯??

ロシアには古くから
 БАНЯ
(バーニャ) 呼ばれる
スチームサウナに入る習慣があります


このバーニャ、今ではダーチャ
詳しくは→ココ
個人で所有していることも珍しくありませんが
バーニャにダーチャにワーニャ、だんだん名前が混乱するわ
家にない場合はもちろん、家にある場合でも
公衆バーニャに通うのを
楽しみにしている人がとても多いそうです

この公衆バーニャワーニャ日本語にする時
「ロシアの銭湯」と言っています

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なぜ「銭湯」かというと…

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それはココ

バーニャ(サウナルーム)の前には洗い場があり
裸になった人が風呂桶のようなものを使って
体を洗っているんです
たしかにこれは銭湯そっくり!


バーニャサウナといっても
日本によくあるフィンランド式サウナと違い
それほど熱くありません
大きなオーブンで石を熱することで
蒸気を部屋中に満たし、
その中にのんびり10分ほど寝転ぶんです


そしてバーニャに欠かせないものが

このBЕНИК(ヴェニーク)というオークの枝の束

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ヴェニークバーニャの入り口前で
購入することもできますが
ほとんどの人は家から
「マイ ヴェニーク」を持参してきます


ではこのヴェニークの使い方を

たいていの公衆バーニャにいる
ヴェニークマン
この方 実践してもらいましょう


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裸に帽子&手袋
そして両手に枝

なんでサウナ白い帽子手袋

しかもなんで三角帽子??
と頭の中をハテナがよぎります

帽子手袋は長時間サウナの中にいるので
熱さから身を守るためのモノ

ほとんど裸の立派な体にキュートな三角帽子&ミトン
っつーのはかなり強烈です


さてさて、ヴェニークの使い方はこんな感じ

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寝転んだ人に向かってヴェニークを構え

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とにかくたたく!!

こうすることによって血行がよくなり
温度が低めのバーニャにいても
すぐに体中が真っ赤になって汗が噴出すのです

バーニャの中では
ほとんどの人は無言でじっとしています
その静かな部屋のあちこちで
自分、あるいは連れの人間を
お互い真っ赤になって
木の枝でバシバシたたいているわけやから
初めての時はただただ驚きでした


そうしてバーニャで汗をかいたら
がはってある1人用の浴槽
場所によっては大きなプールがあるので
ザブンと飛び込みましょう!

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そして汗がひいたらまたヴェニークをもって
バーニャへGO!
これをロシア人は合間にお酒を飲みながら
1時間ほど繰り返すのです

お酒飲みながらサウナ… キ、キケン…


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       バーニャは美容にいいねんよー
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